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子どもたちが勉強する以前に身につけたいスキルとは【親に知ってもらいたい国語の新常識】井上志音、加藤紀子著
IB(国際バカロレア)の5つのスキルを知って
「日本の教育とは考え方が違う」と実感しました。
そもそもIBができたきっかけは
国際機関に勤める人の子どもが
世界のどこの学校に行っても
困らないようにするためです。
全てが日本より海外のシステムの方がいいとは言いません。
「この考え方は日本の学校でも取り入れる価値がありそう」と思いました。
そもそも学ぶ前に必要なスキルだと思いました。
・IBの5つのスキル
・思考スキル
・リサーチスキル
・コミュニケーションスキル
・社会性スキル
・自己管理スキル
「全教科に共通する学び方がある」というのを知りました。
確かにこのスキルがあれば、
国語に限らず他の教科も
もっとスムーズに学べそうと思いました。
・自己管理スキルについて
その中で私の興味を引いたのは自己管理スキルです。
ビジネス書のコーナーに立ち寄ると
自己管理についての本が売ってます。
ビジネスパーソン向けの本が多いですが、
子どもたちにも必要です。
時間や気持ちをコントロールするスキルがあれば
コツコツ勉強できます。
「やる気がない」という理由で
授業をちゃんと聞いていなかったり、
宿題をしたりしなければ、
試験でいい点数は取れません。
学年が上がれば、今までの積み重ねがあるのを前提に勉強が進んでいきます。
つまずいたら、その先を学ぶことはできません。
勉強以前に、時間や気持ちをコントロールする技術を身につけさせる必要があると実感しました。
・親の私ができることは何か
長男が今年小学生になりました。
彼の学校では宿題は出ていません。
放課後デイに行くと、他の子どもたちは
決まった時間に宿題をします。
※違う小学校に通っている。
他の子どもたちの邪魔をしないために、
長男はシール貼りや鉛筆のなぞり書きなど
机に向かう活動を支援員の人としているそうです。
もし、子どもたちに勉強をする習慣を
身につけさせたければ、
親の私もできているのが前提です。
自分ができていないのに
子どもにやるように言っても説得力がありません。
子どもは親の言うことは聞かないけど、
やっていることは真似します。
まずは自分自身が学ぶ習慣を
身につけている必要があると気づきました。
・感想
「社会に出たら絶対必要だよね」
正直そんな感想が出てきました。
長男の学校で、高校卒業後の進路についての説明会があります。
多くの子どもたちは就職して働きます。
なかには、生活支援というサービスを利用する人もいます。
社会に出るためには、
規則正しい生活が必要だと実感しました。
自己管理のスキルと規則正しい生活が、
切り離せないことに気づきました。
本来なら全ての子どもたちが社会に出る前に
自己管理スキルを身につけるのが理想です。
実際はそうなっていません。
社会に出てから自分で学ぶために
関連書を読む人が多い印象を持ちます。
私自身もそうでした。
彼らに対して、
まずは時間や気持ちのコントロールが
できるようになるサポートをしたいと思いました。
以上、ちえでした。
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