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地震のニュースに心を痛めているママに伝えたいこと【災害ストレスから子どもの心を守る本】内海裕美監修

2024年になってから能登で地震が起きたり、
羽田空港で飛行機の事故が起こったりと
痛ましいニュースが相次ぎます。

お亡くなりになった皆様に、
心からお悔やみ申し上げます。
被災された皆様が1日も早く日常生活を取り戻せるようにお祈り申し上げます。

あまりのやるせなさに、
ここしばらく文章が思いつきませんでした。

そんなお正月の中、
本棚を整理していたらこちらの本が出てきました。

特に子どもがいる方や、保育士、教員など子どもに関わる仕事をしている方にオススメしたい一冊です。


・8年前に購入したままになっていた。

発行日より、買ったのは2016年。
この年は4月14〜16日に熊本地震がありました。
当時、福岡県南部の自宅は震度5弱を記録。

4/14の21時半頃、4/16深夜1時半頃に
大きな揺れがありました。
深夜の地震では、寝ているところを叩き起こされる形になりました。

うちでも相当揺れを感じたので、
震源地近くはどれだけ揺れたか。

「何か対策を考えなきゃ」

まだ子どもが生まれてもいないのに、
この本を買った理由はわかりません。

改めて読んだら、
今こそ役に立つ時が来たと感じました。

・子どもにもストレスがある

「眠れない、食べない、遊ばない」

こんな状態になったら注意とありました。

熱が出たときの対応と近いと感じました。
「眠れて、食べて、遊べているなら解熱剤は必要ない」と小児科の医師に言われたことがあります。

言い換えれば、
「眠れない、食べない、遊ばないくらい
状態が良くないなら
解熱剤を使うことを考えてもいい」となります。

ストレス反応も近いと感じました。

・地震ごっこ、津波ごっことは

積み木を積んでわざと壊すなど
地震ごっこをする子どもがいるのを知りました。
東日本大震災の時は、日本国内だけでなく、
アメリカなど外国の子どもたちでも見られたそうです。

詳細はこちらより。

親としてはどうしたらいいのか。
以下のように書かれていました。

1.周りに危険が及ばない限りは、無理に止める必要はない。

2.「ダメでしょ!」と否定はしない。

3.希望の持てる方向に持っていく。
※例「お母さんが助けにきたよ」「○○(子どもの好きなキャラ)が助けに来たから大丈夫」「みんな無事でした」

今のところ、うちの子どもたちに起こっていませんが、知っているだけでも慌てずに済むと感じました。

・親自身も心のセルフケアをしよう。

特に母親自身が、精神的に不安定だと
子どもにも影響が出る可能性を指摘していました。

その対策としては、
自分なりのリラックス方法を見つけたり、
相談機関を探したりすることを提案されていました。

何も災害に関わらず、日頃から必要と感じました。

・感想

我が家は日頃からあまりテレビを見ません。
夫婦共に、見たい番組があったら見るという感じです。

地震後、21時までは全局で災害放送でした。
繰り返し映像が流れて、精神的に辛くなりました。

そんな時、夫が録画していた年末特番を見始めました。それを見ながら彼は笑っていました。

そんな姿を見て、
「必要以上に自粛モードになる必要はない」と
感じました。

熊本地震など過去の大震災経験者が
話していたことをシェアします。

「他の地域の人たちが
何か楽しんでいたり、
日常生活を送っていることに
腹を立てたことはなかった」

これを聞いて
「自分の日常生活を生きよう」と思えました。
これからも読書感想文を投稿するので、
よろしくお願いします。

以上、ちえでした。
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