「もっと気楽に読書を楽しもう」と思えた1冊【本屋さんで待ちあわせ】三浦しをん著
著者の名前は知っていたものの、
作品を読んだことはありません。
直木賞の選評委員をやっているという程度です。
図書館に行って、目についた一冊です。
読売新聞で載ってた書評を
まとめた一冊になります。
紹介されている書籍のジャンルが
多種多様なのに驚きました。
貧困問題、子ども、歴史など…。
なかには「こんな本が売ってるのか」と驚かされました。
・気になった本
何冊かありましたが、特に気になったのはこちら。
『植民地時代の古本屋たち』です。
植民地時代の樺太や満州については
時々読んでる本で出てくるので想像できます。
戦中や戦後に日本に帰ってきた話を見かけました。
本屋さんについては触れられていなかったので
盲点でした。
どんな本があったのか興味があります。
・そんなに崇高なものではない。
「読書をするとこれだけいいことがある!」
そう主張する本が多いけど、
著者は「そんなすごいものではない」と主張しておるように感じました。
そうは言いつつも、
友人にほしいものを聞かれて
「立派な書庫のついた家」「図書カード」と
答えるくらいなので、読書好きなのは間違いないでしょう。
「もっと気楽に読書を楽しもう」という
メッセージを感じました。
・感想
紹介されている本も気になりつつも、
著者の他の本を読んでみたくなりました。
よくX(旧Twitter)で
「#名刺代わりの小説10選」に『舟を編む』を
取り上げている人を見かけます。
本屋大賞をとっていたのを初めて知りました。
機会を作って読みます。
以上、ちえでした。
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