承認欲求をこじらせた末路【パウ・パトロール 大空のミッション・パウ】
「私に注目してよ！」
2人(1人と1匹？)からそんな声が聞こえてきました。
そんな気持ちから彼らが行動した結果、
ロイヤル王国に住んでいる人たちの安全が
脅かされることになりました。
パウ・パトロールのメンバーが
トラブル解決をしようとするにも
8匹中5匹とケントは
お城に閉じ込められてしまいます。
お城へ閉じ込められるのを回避できたのは
スカイ、エベレスト、トラッカーの3匹です。
この3匹でトラブル解決をすることになりました。
※ネタバレあり。注意！
・パウパトロールへの嫉妬心
プリンセスの相棒の犬であるスウィーティーは、
ロイヤル王国の女王の座を狙っています。
それなのに、プリンセスの誕生日パーティで
自分に注目が向けられず不満です。
パウ・パトロールがパーティで
大々的に紹介されたり、
プリンセスから信頼されていたりします。
嫉妬の矛先がパウ・パトロールへ向かいます。
パーティの途中に、デュークというプリンセスのいとこと名乗る少年が登場。飼いワシも一緒です。
「何か悪そうな表情をしてるなぁ」と私は感じました。
この二者がロイヤル王国に住む人たちの
安全を脅かすトラブルを起こします。
・承認欲求の塊
「ロイヤル王国の女王になりたい」
「偉くなりたい」
そんな野心を持つ二者。
デュークが持つロイヤルストーンと
プリンセスへプレゼント予定のロイヤルストーンを合わせたら、とんでもない力が備わりました。
その力を利用して、
彼は空に王国を作ろうとします。
気分は王様です。
・悪事からできた縁は長く続かない
2人は共謀するものの
デュークがスウィーティーを水に落としました。
「君は泳いでいなよ」と切り捨てられました。
ロイヤルストーンを盗むまでは共謀していましたが
その後は思惑が違うため、縁は長く続きませんでした。
ケントたちと一緒に閉じ込められてたプリンセスのピンチで、スウィーティーは変わりました。
最終的には共謀していた彼の悪巧みを
みんなの前で暴露しました。
・感想
「嫉妬心を解消させる方向を間違えると厄介」
デュークを見て感じました。
「自分を拝み倒せ」と他人に対して思う人に、
大いなる力が与えられれば、
私利私欲のために使われるのが目に見えます。
実際に民家を持ち上げたり、
車で運転している人を空にあげたりして、
安全が脅かされていました。
彼らを助けたのは、エベレストとトラッカー。
まるで尻拭いをしてるように見えたくらいです。
「みんな(または特定の人)の注目を浴びたい！」
「自分を拝んでほしい」
そんな人間に特殊な力を与えられれば
ろくな事に使われないと改めて感じました。
以上、ちえでした。
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