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承認欲求にとらわれた人々【相棒21 #9 「丑三つのキョウコ」】

「こっくりさん」「トイレの花子さん」
子どもの頃、こんな都市伝説があったことを
思い出しました。

今はSNSがあるので、
当時より広まるスピードが早そうと感じました。

「警察はまともに相手しなさそう」と
思いましたが、殺人現場から出てきたのを見て
捜査に乗り出しました。

・SNSに今の時代が反映

丑三つのキョウコの動画でバズる発信者が登場。
「これ、撮っていいですか?」と取調室で聞いてて
「いやいや、ダメでしょw」と
思わず突っ込みたくなりました。

その動画に対して
「偽物だ」と主張する人間が登場。

SNSのいいねやアクセス数にとらわれているのを見て「今の時代を反映してるなぁ」とリアルに感じました。

・引きこもりビジネスの闇(ネタバレあり)

被害者は引きこもりの人相手のNPOを運営。
無理やり引きこもりの人を連れていき、
何百万円もの料金を請求。
支払われたら
本人が追い出されて帰ってくるという手口です。

丑三つのキョウコは、まさに当事者。
請求されたお金を払うため?借金返済?
無理をして母親は亡くなってしまいました。

人助けをする善人の顔をして、
裏で悪どいことをする人間がいると実感しました。

・印象に残った言葉

(右京)
「自分のくだらな承認欲求やちっぽけな自己顕示欲のためにどれほと卑劣な真似をしたかわかってますか」

丑三つのキョウコの変装をして、
バズらせてた男。
社会学者と手を組みました。
途中で社会学者から「やめよう」と言われたため、
「今から面白くなるのに」と殺しました。

そのことを追及されたときに、
右京から言われました。

・感想

「今どきだなぁ」とリアルに感じました。
承認欲求にとらわれた情報発信者、
引きこもりの女性と
それをカモにして儲ける人たち。
魑魅魍魎としてました。

殺人事件にまで発展したのを見て、
承認欲求の沼に飲み込まれていきそうで
恐怖を感じました。

アクセス数とかいいね!の数とか、
魅力的だけど、ほどほどにします。

以上、ちえでした。
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