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「たかが5分、されど5分」何をするか考えさせられた1冊とは【5分の使い方で人生は変わる】小山竜央著

「私の5分の使い方、
まだまだ改善の余地がありそう」

そう感じました。

1日の時間を振り返って気づいたことは、
まとまった時間は取れなくても
5分ぐらいの隙間時間はあることです。

今回はその5分間の使い方で
人生が変わるという内容です。

たくさんの5分間でできることが
紹介されていましたが、
私が気になったのは読書についてです。


・まずは小さな行動から

「何か大きなことをしよう」
新年の目標を立てると
大きな目標を立てがちです。

「1年あればこのくらいのことはできる」
そう考えるからです。

そもそも大きな行動も元をたどれば
小さな行動から始まります。

その小さな行動すらできないようでは、
大きなことは成し得ないと著者は指摘します。

小さな行動をするために
5分間の使い方を考えようという趣旨です。

・小説を読もう

面白いと思ったのは
小説を読むことを勧めていたことです。

残念ながら人生は有限なので、
経験できることは限られています。
その時間の無さを本でカバーできるとのことです。

小説はいろんな人の人生が描かれています。

今となっては経験できない昔のこと、
日本からの遠く離れた外国の生活など。
中には犯罪など実際にやってしまったら、
社会的な死を意味するような出来事もあります。

それらの経験をたった数時間の読書でできるのは
コスパがいいとしか言いようがありません。

内容によりますが、
5分あれば、4〜5ページは読めました。

・自己啓発やビジネス書を読むコツ

小説を読むようになったとはいえ、
ビジネス書や自己啓発本を読むのも好きです。

ここで著者はこんな読み方を提案しています。
それは、
「自分と対話をしながら読むこと」です。

「私だったらどんなやり方がいいだろうか」
そう考えながら読むと
より本の内容が吸収しやすくなるとのことです。

確かに、私は実用書やビジネス書を読む時は
行動に移すことを前提にしています。

「それなら私はどうしたらいいですか」
自分ごととして読めるので、
いいやり方だと思いました。

・感想

最近、本だけでなく YouTubeでも
「本を読む時間がないのは単なる言い訳」と
言っているコンテンツに目がつきます。

「読むのが時間かかるのなら、
もっと時間を増やせばいいのに」
そう言われると、ぐうの音も出ませんでした。

まとまった時間が読めないなら、
5分でもあれば読めばいいと言ってる人がいました。
それを繰り返せば、
いつかは読み終わるとのことです。

そのためには隙間時間が出たら
さっと読めるような状態にします。

以上、ちえでした。
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