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真に受けてはいけない!?一般的な英語学習の落とし穴【脳科学的に正しい英語学習法】加藤俊徳著

先日読んだこちらの本の著者が、
英語学習法の本を書いていました。

この本を読んだあと
「脳内でこんな働きをしているんだ」と
興味を持ちました。

英語学習法に関する本は
たくさん出版されていますが、
必ずしも自分に合うとは限らないと実感しました。

好きなもの、得意なものが何かを
考えるきっかけになりました。


・気づき1.自分のよく知ってる分野で学ぶ

著者は長年、英語に苦手意識がありました。
脳科学の専門家ですが、
論文を書こうと思った時に、
英語の勉強が苦でなくなったとのことです。

英語が原因で、大学を浪人することになるくらい苦手だった著者。
大学受験の勉強と、
35歳でアメリカに渡って研究を始めた時の違いは
「どんな手段で英語を学ぶか」とのことです。

大学受験の英語科目は、
試験内容は当日になるまで分かりません。
必ずしも自分が親しみのある分野であるとは限りません。

しかし、興味のある脳科学を学ぶためにアメリカに渡った時は自分のよく知っている分野だったので、勉強が来てなかったとのことです。

どんな手段で英語を学ぶかの重要性がわかるエピソードでした。

・気づき2.英語の早期教育の注意点

日本でも、小学校から英語教育が必須になりました。
「日本人の英語力が低いのは、学び始める時期が遅いからだ」と言わんばかりに。

著者の息子さんはアメリカで育ちました。
著者に比べて英語の能力は高かったけど、
一方で、こんな問題があったそうです。

著者の息子さんたちは、
アイデンティティは日本人だけど、
日本語はあまりよくわからなかったとのことです。

英語の早期教育では、英語の「中身」は充実しないのです。

脳科学的に正しい英語学習法 p210

英語の早期教育は、
話す内容までは充実しないと指摘しています。
このエピソードから、必ずしもいいものとは言えなくなりました。

・気づき3.生活習慣を見直す

意外な気づきでした。
「生活習慣と英語学習にどんな関係があるのか」とるす疑問に思いました。

英語に限らず、語学の勉強に文法が出てきます。
ルールがあり、どんな場面で使うか理解する必要があります。

そのためには「ルールを守る習慣を身につけることが大切」とのことです。

この習慣を身につけるためには
規則正しい生活が重要とのことでした。

・Todo1.知識のないジャンルを英語で読まない

著者は論文を書くようになって、
英語への苦手意識がなくなりました。

興味はあるけど、基礎知識があまりないジャンルがあるかもしれません。
そういう場合はどうするか。
著者はこう結論を出しています。

「知識のないジャンルの文章を英語で読まない」

私の場合、知識のあるジャンルといえば、
薬学の分野になるでしょう。

学生時代に卒論を書いていた時、
英語の論文を読んでいました。
基本的な単語が分かればある程度読めます。

しかし、人文系など別の分野の論文を
読みこなす自信はありません。
いきなり慣れていない分野の文章を、
英語で読まないようにとのことでした。

・Todo2.日本語力も鍛えよう

多くの日本人は日本語で思考をしています。
私自身、メモをしている時、日本語で書いてます。

現在、英検準1級の勉強をしています。
今なら、日本語の訳を読めば意味が理解できます。
 
これが中学生だの時だったら、
英語の単語以前に
日本語の意味がわからなかったかもしれません。

レベルが高くなればなるほど、
日本語力も要求されると実感しました。

・Todo3.規則正しい生活を送る

「ルールを守る習慣をつけるのが大事」

規則正しい生活を送っている人は
「何時にはご飯を食べる」
「何時になったら寝る」など
ルールを守っています。

ルールを守るという習慣が
英語学習に役に立つとのことです。

特に文法で発揮します。
その文法の使い方だけでなく、
どんな場面で使うかも理解する必要があります。

規則正しい生活を送るのと、
語学の勉強が繋がっているとは思いませんでした。

・感想

「脳の性質に合わせて勉強する方法があるのか」と発見が多い書籍でした。

学生時代の英語の授業の時、
予習をするようにと言われました。

「授業中に指名されて困らないように勉強しよう」
その意識が強かったです。
受け身で学んでいたと実感しました。

今年英検を受けられるレベルにまで
語学力を上げたいので、
今回の本から学んだことを実践していきます。

以上、ちえでした。
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