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部下のいない子育て中の母親が「これは使える」と思った1冊【ポジティブフィードバック】ヴィランティ牧野祝子著
見た目は、「部下がいる上司の立場にいる人向きの本」と感じました。
著者自身もリーダーの立場で働いたことがあります。
それに対して、今の私に部下はいません。
そもそも働いていないので、上司もいません。
子育て中の私が、この本を読む意味は何か。
そんな問いかけをしながら読んだら、
子どもへの接し方のヒントになることに気づきました。
上司が私、部下を息子たちと考えたら
私でも応用できると感じました。
・部下は仕事から離れるわけではない
この言葉を見て「確かにそうだね」と共感。
「辞めるのは会社ではなく、上司から離れていくのだ」
(Employees don't Quit their jobs, they Quit their bosses.)
一番最初に入った会社がまさにそうでした。
約1ヶ月間休んだ後に、
別の薬局の会社に再就職しました。
仕事自体が嫌だったわけではなく、
一緒に働いてる上司とうまくいかなかったのが原因で辞めたことに気づきました。
まさに「仕事から離れたのではなく上司から離れた」という言葉がピッタリです。
それを親子関係に当てはめたらどうだろうか。
上司を私、部下を息子たちとして当てはめます。
ポジティブフィードバックをしてあげないと、
上司から離れる部下のように、
親から心が完全に離れてしまうと気づきました。
・ペアトレの内容を彷彿とさせた
次男が通っている療育先でペアトレを開講してます。
講師は施設の臨床心理士です。
「望ましい行動に対しては、注目して褒める」
「望ましくない行動に対しては無視する」
よくこんなやり方を見聞きします。
一時期本を読んでいたら、
3冊連続この内容が出てきたことがあります。
子育てと関係ない本でも登場。
比較的有名な手法なのかと思いました。
「望ましい行動に対して注目して褒める」という点では、共通していると感じました。
・できて当たり前のことこそ褒めよう
職場だと優秀な部下に対して
「彼(女)ならこの程度できて当然」と
思うかもしれません。
本人はとても頑張ってるのに
認められないという事態になります。
それは子どもにも言えるでしょう。
今でこそ赤ちゃんの時と比べて、
自分でスプーンを使って
ご飯を食べることができます。
時々手伝うこともあるけど、
自力で食べれるようになりました。
しかし、それも最初からできていたわけではなく、
本人なりに頑張ってきた結果です。
初めて自力でご飯を食べれた時は褒めていたのに、
だんだん当たり前になって
褒めなくなっていませんか。
当たり前のことこそ褒めるという記述を見て
反省しました。
・感想
「私は管理職でもないし、下っ端だから関係ない」
そう思う人もいるでしょう。
しかし、お子さんがいるのなら
一読の価値はあると思います。
主に上司の立場の人に対して、
「部下に対してポジティブフィードバックをしましょう」と提案しています。
しかし、何も上司の立場じゃなくてもできます。
「食べてるね」
「着替えができたね」
こまめに声をかけようと思います。
以上、ちえでした。
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