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「いつも質問している先生」と言われるようになった理由

「今日もよろしくね!」

いつからだろうか。大学の卒後講座に出席するたびに言われるようになったのは。

※タイトルの「先生」について。
このような講演の場では、薬剤師のことを先生と呼んでいます。職場によっては薬剤師を先生と呼ぶところもあります。
以前働いていた職場で先生と呼ばれていました。
当時はまだ20代半ばのひよっ子だったので、「先生」オーラのない薬剤師だったと思います。今でも、先生と呼ばれるとドキドキします。

今は対面に戻りましたが、
コロナ禍ではオンラインでした。

この時チャットに質問をするシステムでしたが、
これが気楽でよかったです。


・毎回講演で質問し続けた結果

2022年5月からは対面に戻りました。
それでも質問をして回答があるのが楽しいので、
そのまま続けました。
どの講師の先生も真摯に私の質問を聞き、
回答をしてくださりました。

確かに人前で質問するのは
心理的ハードルが高いです。
それでも続けられたのはある本の影響です。

・質問は人を喜ばせるものである

これは『アウトプット大全』の62ページに載っていた言葉です。
それを実感したのは、講演をした講師だけでなく
司会の先生も喜んでいることに気づいたことです。

会場から質問がなければ、
司会の先生が質問します。
場を盛り上げるために
気を使っているのを感じました。

冒頭の「今日もよろしくね」と言ったのは、
大学時代に所属していた研究室の教授です。
今は別の先生がやっていますが、
少し前まで彼が司会をやっていました。
会場から質問があるとやりやすいそうです。

私が質問した後に、1人、2人と質問が続くと
場が盛り上がっているのを感じました。

・質問を考えながら聞く

質問をする前にやることといえば
考えながら聞くことです。
私の場合「なぜ○○?」と考えながら聞いてます。

講演が進むと理由がわかる場合があります。
その時はまた別の質問を考えます。
これを繰り返して、
理由が出てこなければ質問として採用します。

・講師の体験に注目

質問を考えやすいのは講師の体験談でしょう。
昨日の講演を例にします。

1人目の救急救命医への質問は
被災地の活動についてです。
2人目の薬学部准教授への質問は、
講師自身の研究に関してです。

「何を質問しようか?」と迷った時は
講師の体験について注目すると
質問しやすくなります。

・感想

「いつも質問している先生」と言われているの知ったのは、かつての同級生から聞いたからです。

この同級生は、大学時代同じ研究室でした。
現在、出身研究室の講師です。
前述の教授から「いつも質問してくれている」と聞いたそうです。

これとは別件ですが、
登壇した薬学部准教授になった先輩からも
「今日も(質問)よろしくお願いします」と言われました。

登壇者目線で「質問がないと寂しい」と
改めて気づきました。

以上、ちえでした。
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