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感謝日記を書き続けた結果、起こったこととは?【感謝脳】樺沢紫苑著、田代政貴著
「今生きている環境は当たり前ではない」
『感謝脳』が手元に届く直前に読んだ本で
その現実を実感しました。
・感謝日記を書いてみた。
本書の方法では、寝る前に書こうとありました。
しかし、寝る前はポジティブ日記を書き続けて
効果を感じていたので、
別の時間帯で試してみたくなりました。
選んだ時間帯は、起床後です。
朝起きてから書くことにしました。
寝る前に書くのもいいですが、
朝に書くのもいい影響があることがわかりました。
「私は多くの人の助けを得て生きている」
「今日も1日を大切に生きよう」と
思えるようになりました。
・実際に書いた内容
感謝脳へのステップは3つあります。
・親切への感謝
↓
・日常への感謝
↓
・逆境への感謝
圧倒的に多かったの「日常への感謝」でした。
(例)
「寒さを凌げる家があってありがたい」
「誹謗中傷等でもない限り、
SNSなどで自由な発言ができてありがたい」
こんなことを、朝起きてから書きました。
・感謝に気づけた理由
『感謝脳』を読む直前に、『世界でいちばん幸せな男』を読みました。
著者はホロコーストを生き延びて、
101歳まで生きたユダヤ人男性です。
アウシュヴィッツでは、食事だけでなく
寒さを凌ぐ衣類すらありませんでした。
「防寒着がない状態で、寒さの厳しい冬のヨーロッパでよく生き延びたものだ」と衝撃を受けました。
それと比較したら私には寒さを凌げる家があり、
暖かい洋服も持ってます。
必要な食料を手に入れることもできます。
言論の自由も保障されています。
「なんて自分は恵まれているだろうか」と思いました。
・書いてから起こった変化
・なぜかスマホの利用時間を見直した
本書では、感謝の気持を表現すると、
健康的な食生活が促進したと触れられていました。
なぜか私の場合は、
スマホの利用時間を見直し始めました。
以下のルールを自主的に設けました。
・週1回決まった曜日は、SNSの閲覧をしない。
・それ以外の日は、朝の11時まで閲覧しない。
・各SNSの利用時間を15〜30分に制限した。
※SNS投稿は可能。
・逆境への感謝が生まれた
私の息子2人は2〜3歳で、知的発達症と自閉スペクトラム症の診断を受けました。
乳児健診で指摘されたのがきっかけです。
「普通の子たちはできるのに、どうしてうちの子たちはこんなこともできないんだろうか」と
ひどく落ち込む時期がありました。
「なぜ自分だけ、こんな状態の子を育てないといけないのか」としか思えませんでした。
感謝日記を始めてから、
彼らが自閉症と診断されたことで
気づきを多く得ていたことに気づきました。
(例)
「私ができて当たり前と思っていることは、当たり前ではない」
「彼らが過ごしやすい環境は、他の人にとっても過ごしやすい」
「なんで自分だけ?」と思っていたけど、
世の中には、息子たちのように
適切な支援が必要な人がいることに気づけました。
彼らが診断されなければ、
考えることもありませんでした。
今では、気づきのきっかけになったことに感謝しています。
何より、多くの人から支援を受けていることに
感謝の気持ちが生まれました。
国や自治体からも福祉制度を通じて
支援を受けています。
確かに制度上、改善点はたくさんあります。
しかし、今ある制度に助けられているのは事実です。この事実に感謝します。
・感想
感謝日記を書く前は、
不安な気持ちが頭の中を占めていました。
「私だけでなく、息子たちを取り巻く環境は、
今よりもっと厳しくなっているだろう」
「仕事をやめてから長い期間が経っているから、薬剤師として再就職は難しいだろう」
考えれば考えるほど、不安が強くなりました。
今回、『感謝脳』を読んで、
「不安のステージ」にいたことに気づきました。
「こんな世の中にした人が悪い」など
他で溢れています。
少しずつですが、
「不安のステージ」を抜け出しつつあります。
感謝日記をこれからも続けて、
愛と感謝である「太陽のステージ」に
たどり着きたいです。
これからの人生を穏やかに生きるヒントを
この本からもらえたことに感謝します。
以上、ちえでした。
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