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実力以外のもので売れる【相棒21 #17 「定点写真」】

「私は私だけで成り立ってるわけではない」
写真家大塚あゆみのセリフです。

売れっ子の写真家ですが、
実力以外の要素で売れたと葛藤がありました。

・定点写真を撮る高校生

寺田心くんが演じる幹太は、
毎日同じ場所で写真を撮ってます。
あゆみが紹介したことで、
有名なアカウントになりました。 

殺人現場に行ったら、幹太に遭遇した右京と薫。
数日前から更新が止まっていたので、
「事件と関係あるのではないか」と感じます。

私は、写真は詳しくありませんが、
定点写真の存在は聞いたことがありました。
薫が「良さがわからない」と言ってましたが、
私も同じ感想を持ちました。

まさか、定点写真が
事件の鍵になるとは思いませんでした。

・大塚あゆみの葛藤

売れっ子カメラマンのあゆみですが、
「若さや見た目など実力でないものが評価されている」と葛藤を感じてました。
「撮りたいものがなくなってる」とも話します。

撮影現場でも、仕上がりに納得いかない様子。
しっくり来ないように見えました。

それとは対照的に、彼女の師匠である澤田洸平は
撮りたいものがあります。
「自分は終わった人間」
この一言から、以前は売れていたことが伺えます。

この師弟関係も事件の鍵になりました。

・感想(ネタバレあり)

あらすじを読んで、「定点写真に写ったらいけないものが写った」と予想しました。
これは当たってました。
ただし、真犯人は写っていません。
「写真に犯人が写ってました」と単純にいかないのが『相棒』と感じました。

まさか「師匠に賞をとらせてあげたい」と
賄賂をしようとしていて驚きました。
本人が賞が欲しいと思ってやるイメージを持ってたので、盲点でした。

作品が売れるのはいいことだけど、「実力以外の要素で売れたとなると葛藤を感じる」とあゆみを見て感じました。

以上、ちえでした。
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