私の現状を振り返るきっかけになりました。【「老いても元気な人」と「どんどん衰えていく人」ではなにが違うのか】橋本将吉著(ドクターハッシー)
著者のYouTubeチャンネルを見ています。
このチャンネルが大学時代にあったら
どれだけ勉強が楽になっただろうかと感じます。
特に生化学の分野に苦労しました。
覚えるべき単語がカタカナ文字ばかりです。
今考えたら、油は水(血液)に溶けないのに、
どうやってコレステロールや中性脂肪が
流れているだろうかと後になって気づきました。
講義ではただ単語の羅列だったので
覚えられず苦労しました
なぜ高血圧、高血糖、高脂質が良くないのか
思い知らされました。
・私の検査値
6月に健康診断を受けました。
血圧は下が60、上が90代なので、むしろ低めです。
今気がかりなのは、HbA1cです。
血糖値は80mg/dlなので正常範囲内ですが、
HbA1cが5.7%と言われました。
正常範囲は5.5%以下。
糖尿病と診断されないものの、
「少し高いですね」と言われます。
HbA1cを血糖値で換算する式があります。
平均血糖値(mg/dl)= 28.7 x HbA1c – 46.7
今回の検査値を当てはめてみたら、
28.7✕5.7−46.7=116.89mg/dl
空腹時で60~110mg/dl、
食後で100~140mg/dlが正常値です。
安心できる数字ではありません。
検査する時にもよりますが、
時々中性脂肪やコレステロール値が
引っかかることがあります。
この原因を考えると食生活に問題がありそうと実感。
・血管を守る生活習慣とは
年をとっても元気な人の特徴に
血管血管が健康であることを触れています。
血管の健康を守ることと、
生活習慣病から身を守るのは一緒です。
対策としては、睡眠と運動と食事について
触れられています。
睡眠については、
樺沢紫苑先生の『ブレインメンタル強化大全』で
詳しく解説してあるので今回は触れません。
気をつけないといけないと思ったのが、
「噛む回数が少ない」ことです。
時々、食後に眠気が出ます。
食事の内容を見直す必要もありますが
まずはよく噛まないいけないと実感しました。
・筋トレ続けようと思った理由
筋力についても触れられていました。
ちなみに本書で提示されていた筋トレは
全部クリアできました。
以前通ってたジムでは、ボディビルやボディフィットネスの大会に出てる人がいました。
私より20歳以上年上の方もいましたが、
どう見ても同年齢の人よりも
肌ツヤもキレイで若々しい人が多い印象です。
彼らから聞いた話があります。
時々コレステロールや中性脂肪が
引っかかることがあるものの、
生活習慣病の人が
同年代の人より少ない印象を持ちました。
彼らのような選手は例外的ではあるけど、
筋力があると年齢より若々しく見えることを
実感しました。
本書でも筋力の大切さが語られています。
「続けよう」と思いました。
・感想
医学の専門的なことが書かれているのに、
ここまで分かりやすく解説されている本を
見たことはありません。
むしろ、医療系の学部に通っている学生こそ、
本書や彼の動画を見ると
学びの一助になりそうです。
著者がよく動画でこんなことを話しています。
「今までのように、
医療は皆さんの健康を守りきれません。
自分自身でも知識を持って、
自分の体を守らないといけない時代が来ました。
学びの一助になるようなコンテンツを作りたい」
このような趣旨の話をしています。
これは私も同意です。
今の医療体制や国の財政を考えると、
今までのように医療費に
お金を回せなくなることが予想されます。
「病気になったら病院で治してもらえばいい」と
いうのが通用しない時代はもう来ています。
そんな時に必要になるのは、
最低限の医学の知識です。
医師など専門家ほど詳しく知る必要はありません。
せめて、自分の健康を守ったり、
専門家に質問できるくらいの知識は
必要だと感じました。
以上、ちえでした。
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