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動画の信頼性に疑問符が付く事件【相棒22 #20 トレードオフ〜AI右京の完全推理】

前回は、右京の動画が拡散したところで終わりました。
「え?これはどういうこと?」と
モヤモヤした気分になりました。

いつもは気力が持たないので、
1日1回分の放送を見るのが精一杯。
それにも関わらず、
あまりにもモヤモヤしていたので、
一気に2回分見ました。
※録画のため、可能だった。

それにしても、動画が不自然たと感じたのは
私だけでしょうか?


・動画に不自然さを感じた理由

1.背景と右京本人の動画がちぐはぐに感じた。
2.右京が普段言わない「正義の名の下に」発言が出てきた。

1.を見て、合成しているように見えたせいか、
動きか不自然と感じました。
背景がZoomで使われるバーチャル背景に見えました。

2.は、「なぜ発言内容に違和感があるだろうか」と
引っかかりを感じました。
巻き戻して聞き直したら、「正義の名の下に」と普段使わない言葉が出てきたことに気づきました。

・生成AIで動画は作れるのか

「生成AI 動画」で検索してみました。
そしたら、なんと10個以上の動画生成AIのツールが出てきました。

ChatGPTが日本で登場したのは、2022年12月。
今や動画が作れるまでに進化しました。

今までだと、IT技術に長けている人が
仕掛けてくるイメージがありましたが、
これだけツールがあれば、
ある程度勉強した素人でも
作れるかもしれないと実感しました。

・動画への信頼性

これだけ生成AIの技術が広まって
動画が作れるようになったら、
「動画は本物?AI?」と信頼性が怪しくなると感じました。

今のところ、防犯カメラなどの映像は
証拠能力が高いとみなされていますが、
偽の動画が作られるようになれば
「本物?AI?」と問われるようになると実感しました。

・感想

「AI右京の動画を作った人、救いがない」

ネタバレになるので詳述しませんが、
右京の動画を拡散させた動機を聞いて、
「その程度のこと?安っぽい」と感じました。

とばっちりを受けたのは、右京だけではありません。
これは上司も大変だとしか言えません。

悪意を持って貶めようと思ったら
このような動画が簡単に作れる時代になったと
実感させられました。

それと同時に情報を受け取る方も
「何のためにこの動画があるのか?」と
発信者の意図を読み取らないといけない時代になると予感させた放送回でした。

相棒23が始まる昼過ぎまでに、
相棒22を全て見終わりました。

今回も「面白い」という域を超えて、
知らなかった知識を得たり、問いを与えられたりしました。
相棒23も楽しみです。
初回スペシャルについて、後日感想を投稿します。

以上、ちえでした。
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