奇跡は起きない。
またひっくり返りが起きた。
自分は何も持ってなかったと
やっと自覚することが出来た。
これまでの私は、
自分はすごい。自分は出来る。と、
何かすごい者になろうとして
現実から逃げていた。
自分を直視する勇気がなかったのだ。
どうせ何も持っていないのだから
どうせ何も出来ないのだから
降参して何も無い自分のまま生きていけばいい。
でもそれを邪魔するのがエゴとプライド。
こうあるべきと人の期待に応えるために生き、
こんなに頑張ったのにとその努力を
捨てきれずに執着している。
それが祟り神となって
周りへの依存を生み出している。
してもらおう。叶えてもらおう。
いつかきっと奇跡が起こるはず。
王子様が来るはず…
いや、来ねえよ。
ちゃんと現実を見よう。
ちゃんと血に足つけて自分を生きよう。
自分を幸せに出来るのは自分しかいない。
そのことにやっと気付けた。
そろそろ夢子を終わらせるとき。
自分に集中!自分のために自分の全てを使うのだ。
どうせ何者でもないのだから
やりたいようにやり生きたいように生きる。
ある意味冷徹に現実主義で生きる覚悟が
これからの時代には必要なのかもしれない。