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天津神 ヒノカグツチ


🐱伊邪那岐命(イザナギ)と伊邪那美命(イザナミ)が国や神々を生んだときに最後に生まれたのが火之迦具土神(ヒノカグツチ)であった。

🐱しかし、火之迦具土神は炎の体を持つ神だったため、陰部を焼かれた伊邪那美命は病み臥し、ついに死んでしまう。伊邪那岐命は怒り、十拳剣(とつかのつるぎ)で火之迦具土神の首を切り落とす。

🐱剣先から岩に飛び散った血から、石折神(イハサク)、根折神(ネサク)、 石筒之男神(イワツツノヲ)が、剣の根元についた血が岩に滴って甕速日神(ミカハヤヒ)、桶速日神(ヒハヤヒ)、 建御雷神(タケミカヅチ)が、剣の柄に溜まった血が指から漏れて闇淤加美神(クラオカミ)、闇御津羽神(クラミツハ)の八神が生まれた。

🐱さらに火之迦具土神の頭からは正鹿山津見神(マサカヤマツミ)、胸からは淤縢山津見神 (オドヤマツミ)、腹からは奥山津見神(オクヤマツミ)、 陰部からは闇山津見神(クラヤマツミ)、左手からは志藝山津見神(シギヤマツミ)、右手からは羽山津見神(ハヤマツミ)、左足からは原山津見神(ハラヤマツミ)、右足からは戸山津見神(トヤマツミ)の八神が誕生した。

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