見出し画像

心と体は繋がっている

 私が「心と体がつながっている」と体感したのは2015年頃のことです。

 当時、大変やんちゃでエネルギッシュな子どもたちが集まった学年の担任になりました。いろいろな問題が起こり、肉体的にも精神的にもつらかった。

 パワハラ系管理職への不満、本当に子どもたちのためにやりたい仕事ができないストレス、苦手な仕事を任されるストレスなどをたくさん抱えていました。

 この頃の私は、うまくいかないのは自分のせい、私に能力がないからだと信じていました。
自分の感情を大切にしていなかったのです。
 自分がもっと努力すればいいと頑張っていました。時々1人で悔し涙を流しながら。

 風邪からの肺炎がなかなか治らず、慢性胃炎、原因不明の頭痛と痙攣。喉の違和感。お腹は痛くて毎朝下痢。身体の全てがSOS、悲鳴をあげていました。

 それでも気力で、明るく努めて、毎日仕事に行っていました。

 家族や同僚や子どもたちには心配をかけたくなかったから、仕事が終わった後や休日に内緒でいろいろな病院に行きました。

 病院ではレントゲンやCT、胃カメラなどの検査をして、とりあえず薬を処方します。頂いた薬では症状がよくならず、この年の年度末に処方されたのは精神薬でした。

 第二子がどうしても欲しかった私は薬が飲めず、次の1年間で授からなかったら退職をしようと決意します。

 次の年は、とても穏やかで落ち着いた子どもたちでした。仕事が落ち着き、周りのサポートにも恵まれました。

 義理の両親が近くに引っ越してくれて、家事と育児を毎日サポートしてくれました。

 そんな劇的な環境の変化で、楽しく仕事をしていると、それまであった原因不明の全身症状が全て消えたのです。

 原因は全て、抱えていたストレスにありました。
 また、心と体が元気に回復したことで、長い間授からなかった第二子を妊娠することができました。

 私はこの時の経験から、心と体の深い繋がりを感じました。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?