こんにちわ。
今日も貴重な時間を割いていただきありがとうございます。
今日は、読んだ本の紹介をしたいと思います。
「常識のない喫茶店」
「常識のない喫茶店」僕のマリ
これ実話なんですよね。
小さな喫茶店で働く著者「僕のマリ」さんのエッセイとのことですが、
読み終わった感想
「これ、本当に実話なの?」
「めっちゃ分かる!」
飲食店で働いている人は溜飲下がりまくると思います。
僕も長年、カフェの店長やっとりますが
この一言に尽きます。
溜飲下がりまくり&共感しかない一文を少し紹介しますね。
著者である「僕のマリ」さんが働いている喫茶店は個人経営の小さな喫茶店です。「優しい人しか働けない」そうです。
僕が働いているカフェは個人経営ではないので、「お客様と戦うこと」は御法度です。
そんなことをしようものなら、本社に苦情のメールが入って、本社からも責められるという二重苦を味わうことになります。
直接その場で言ってくれたらいいのに。。。
という内容もわざわざメールで、匿名で苦情を入れられます。
で、その内容が結構ひどいんです。
スタッフの接客態度や商品のクオリティについて書かれるのはまだ分かります。それだけで終わらせればいいのに
「もう二度といかない」
「○○はやめさせろ」
など、誹謗中傷、罵詈雑言を無条件に浴びせられます。
これ、かなり心を痛めつけられる行為なんです。
見えない人に暴言を吐かれる
そして、本部からは真摯に受け止めて改善策を報告してください。
と言われる。
どれだけ心を痛めつけられているか。
やり場のない怒りや、守ってくれない会社へのあきらめ感
負の感情しか湧いてきません。
そんな中、とある人から薦められた「常識のない喫茶店」
その人から励まされているようで、涙が出そうになりました。
そんな気持ちにさせてくれた本です。
ところで昨日、返却用トレーの上にこんな紙切れが置いてありました。
飲食店で働いている人全員に読んでもらいたいです。
共感できると思います。