やめると人生ラクになる『70歳を越えたらやめたい100のこと』を読んで
エッセイストでイラストレーターの中山庸子さんの本。『70歳を越えたらやめたい100のこと』をご紹介です。
気がついたら、なんと70歳。これからは、もうちょっと自分ファーストでもいいかな、なんて思う今日この頃。人生観の苦みもいろいろ味わった70歳。これを機に、身の回りのあれこれのなかで「これってやめてもいいんじゃない」を100個ピックアップしたという、気軽に、陽気に『やめる』をやってみる。身軽になりたいひとに贈る1冊。
まだ50代の私が、ミニマルに暮らすべく「捨て活」も進めているけれど、なぜ、そこに向かおうとしているか、まさしくそれがつまった内容。
私がミニマリストになりたいという思いの元は
老後をラクに暮らしたい。それにつきる。
本書で著者がピックアップしたモノやことは、目次を見るだけでもgood
例えば
第1章 心地よくいたいから
1・硬くて重い靴
2・窮屈な下着
7・重たい布団
9・自責の念 など
第2章 ラクラク生きたいから
10・手作り信仰
11・揚げ物をする
17・三角コーナー
29・通帳の数
第3章 無理せず生きたいから
31・人と比べる
32・若見え願望
第4章 楽しんでいたいから 第5章 クヨクヨ過ごしたくないから 第6章 おだやか穏やか毎日のために 第7章 自分らしくありたいので
とテーマごとにリストアップ
一つ一つのエッセイを楽しむこと出来る。
その中の第4章から
49・いつものヘアスタイル
自分に新しい要素を入れてウキウキする
もし似合わないと思ったとしても、髪は必ず伸びるから「いつものヘアスタイル」オンリーをやめてウキウキする時間のを増やしましょう
このウキウキを増やすではなく、ウキウキする時間を増やしましょうという言葉のCHOICEが素敵とだと思う。
ウキウキをひとつづつ集めて行こうよという気持ちが伝わってくるから
50・無難な服
きれいな色で日常にスパイスをふりかける。
スパイスって表現も良い
そんな著者が選んだ服
🍀セルリアンブルーのロングカーディガン
🍀フィシャーピンクのニットトップス
🍀ワインレットのビックシャツ
これはまだ私が出来ていないことかも。
まさしく無難な黒やベージュのカジュアル系が多い。
もう少し歳を重ねたらきれい色で身を包もう。
無難な服を着ている現在がわかる記事にこちらは↓
何かを「やめる」と生まれるものがある
それが実感出来たら毎日楽しくなることは間違いなしという著者
やめることの中に
55・時短があったのには驚く。
でもその理由のひとつ
鍋に火をかけていて、別のことをして忘れる‼️鍋を焦がすなんて、失敗をしないように
ひとつひとつ今までよりシンプルにゆっくりめにやるようにしたら失敗も減ったし疲れも減った感じ。今どきの「スローライフ」や「丁寧な暮らし」っぽいところがお気に入りと。
こんな口癖もやめちゃおうってことで
60・もう年だし・・・
「もう年だし・・・」を多用していると
本当はやりたいことや楽しそうに思えることまで逃しかねない。
その例えに
日本に住んでいて「私は日本人です」と言わないように「私は年寄りです」と言わなくていい。
愚痴にも甘えにも「もう年だから」と言う必要はなくそんな暇があったら「少ない手札でどうするか」を考える。
自分で自分を縛る言葉はやめていきましょう
さて、シニア生活は特別に刺激的なことがなくても全然退屈せずに暮らせるらしい。
退屈とは
①することがなくて時間をもてあますこと
②飽き飽きして嫌気がさすこと
③疲れて嫌になること
④困難にぶつかってしりごみすること
たった今、そういえば、シニアとは何歳からだろうとネットで調べてみたら55歳から60歳以上とは、まだシニアと年齢ではないと思っていたら該当していた(笑)
確かに本を読んだり韓国ドラマをみたり、
カラオケやひとりカフェしたり
それだけで十分楽しめる。
それでいい。それがいい。
もう年だからという、口癖を手放し
年だけど、こんなこともあんなこと出来るよ
そう言いきって歳を重ねていけたらいい。
最後まで、お付き合いありがとうございます。
気になったら是非読んでみてください。
あなたのやめたい何かに気がつくかもしれませんよ