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2024年夏アニメ総括~完走26作品~

こんにちは。秋アニメが始まっておりますが、夏クールアニメの総括をしたいと思います。見始めた作品が31作品、途中4作品脱落し、完走したのは26作品でした。数があわないのは、『デリコズ・ナーサリー』の後半が秋に回ったので、除外しているからです。

まず、毎週投稿してきた夏アニメのランキングの最終回はこちら

最終ランキングとそれぞれの評価

◎:毎週楽しみ(2回以上みる)〇:面白い △:普通 ×:とりあえず見てる 脱:途中で脱落

夏クールは、そこそこ面白い作品があって、そういう作品は続編が決まっているというイメージです。

1位:『杖と剣のウィストリア』◎ 
2位:『烏は主を選ばない』◎
3位:『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』◎
4位:『先輩はおとこのこ』○ 
5位:『推しの子第2期』○ 
6位:『黄昏アウトフォーカス』◎
7位:『NieR:Automata Ver1.1a 第2クール』○
8位:『ザ・ファブル』 ○
9位:『逃げ上手の若君』○
10位:『異世界失格』○
11位:『夜桜さんちの大作戦』○ 
12位:『魔導具師ダリヤはうつむかない』○
13位:『転生したらスライムだった件 第3期』○
14位:『銀河英雄伝説 Die Neue These』○ 
15位:『ATRI -My Dear Moments-』○
16位:『負けヒロインが多すぎる!』△
17位:『狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF』△ 
18位:『新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。』△
19位:『この世界は不完全すぎる』△
20位:『ダンジョンの中のひと』△
21位:『俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~』△
22位:『異世界スーサイド・スクワッド』×
23位:『小市民シリーズ』× 
24位:『魔王軍最強の魔術師は人間だった』×
25位:『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』×
26位:『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?』×

『デリコズ・ナーサリー』秋クールへ
『FAIRY TAIL 100年クエスト』あとまわし
『ラーメン赤猫』脱
『モブから始まる探索英雄譚』脱
『異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~』脱
『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』脱

あくまでワタシの好きなので、心が動いた作品、手に汗握る作品、感動した、笑った、泣いた作品が上位になっています。

では、ここから先は思うがままに、気に入った作品について語り散らします。

上位3作品は本当に好きだった!

『杖と剣のウィストリア』『烏は主を選ばない』ともにファンタジー作品で、作風は全然違うけれど、どちらも本当に好きでした。順位はつけましたが、甲乙つけがたい感じです。『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』は可愛らしいキャラクターが織りなすドタバタ胸キュンラブコメ。藤原ここあ先生の遺作のアニメ化とのことで、作品に愛が溢れていて、制作スタッフの愛情と情熱をかけて大切に作ってくださったことが伝わってきました。 


異世界ものはユニークなものが多かった!

定番の転生、ゲーム転生、召喚、追放、悪役令嬢などのテンプレパターンを逸脱した作品が多く、かなりパンチが聞いているというか、ユニークでしたね。

『この世界は不完全すぎる』はゲーム内に取り残される設定にデバッガーがプラスされることで、今までにない面白さがありました。

『ダンジョンの中のひと』はダンジョンを運営する側という新しい視点でユニークでした。

『新米オッサン冒険者~』『俺は全てを【パリイ】する』はどちらも努力の上の無自覚最強もので、途中強さを自覚したオッサンと、最後まで無自覚のまま通したノールが対照的でしたね。

『異世界失格』も異世界召喚ものではあるものの、大分想像の斜め上を行く展開でした。


声優の梅田修一朗くんが大活躍

ワタシの見た作品の中では梅田修一朗くんが大活躍でした。3つの作品で主人公、それも男子高校生役!

『先輩はおとこのこ』花岡まこと
『負けヒロインが多すぎる!』温水和彦
『小市民シリーズ』小鳩常悟朗

各アニメ公式サイトより

秋アニメでも『青のミブロ』でちりぬ にお役。『ひとりぼっちの異世界攻略』遥役。どちらも主人公です。今年はかなりお仕事増えた感じありますね。


ヒューマノイドに心はあるのか?

夏クールは、ヒューマノイドが出てくる作品も重なりましたね。どの作品にもヒューマノイドに心はあるのか。がテーマとなっていました。

◇『NieR:Automata Ver1.1a 』では、「感情を持ってはいけない」といいつつ、2Bは感情が爆発してました。

◇『ATRI -My Dear Moments-』では、こちらも、心がある。という結論でした。

◇『僕の妻は感情がない』この作品は見ていないのですが、家事ロボットと結婚したお話なのかな?

となると、ヒューマノイドには心が宿るということで、これが我々の共通認識というか、近い未来の希望なのでしょうか。ワタシにはちょっと想像が難しいです。


各作品の感想

ランキング順に各作品の感想をかきます。長いので、適当に飛ばしてくださいねー。

1位: 『杖と剣のウィストリア』全12話
これぞ王道ファンタジー。そして良い子のアニメ。大好物でした。常にブレない主人公が恰好いい。キャラデザも無駄のないキャラ配置もすごく良い。背景や設定を順序立ててキチンと伝えつつ、各キャラクターにも愛着が湧く分かりやすいストーリー展開、そして何と言っても圧巻のバトルシーンに大興奮。イロイロ謎も残ったままだし、2期制作決定は嬉しい!

2位: 『烏は主を選ばない』全20話
本当に面白かった。山内という世界への没入感。謎を残しつつなドキドキ展開、伏線、ミスリードからのどんでん返し、1話冒頭シーンを、2クール目に新たな設定と共に回収する様、全てに心を鷲掴みにされました。この主従をずっと見ていたい!そして、続きの小説を読み漁り中!完全にはまってしまったた作品。

3位: 『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』全12話
パステル調の愛らしい絵に愛すべきキャラたち。百夜の変身シーンもミラの眼鏡割りも、ずっと見ていたい。ED曲は大好物のデュエットソング!すべての楽曲からも映像からも愛が溢れていて、甘々な二人の物語は永遠に続く。ENDLESSに心が揺れました。涙

4位: 『先輩はおとこのこ』全12話
ただの高校生ラブコメかと思いきや、ジェンダー問題を、魅力的で可愛らしいキャラクターと爽やかな高校生活の中に描いていて、友情も恋愛も家族問題も。色んな葛藤や切なさに心が揺さぶられ、ありのまま生きることの大切さや勇気を感じる良作。泣きました!

5位: 『推しの子第2期』全13話(漫画既読)
東京ブレイド」は本当にワクワクした!アニメならではの演出が凄く印象的でエネルギッシュだった。後半はアクアの復讐が一段落したように見せていつつ、カミキが!ゴローが!と衝撃展開。ルビーの心が心配な状態で、3期へ!ジャンプ作品。

6位: 『黄昏アウトフォーカス』全12話(漫画既読)
原作通りの美麗な絵と愛溢れる言葉に心が躍りました。映画を切り取ったような美しいシーン。高校生の恋愛観、相手を思う気持ちや将来への不安など、3カップルそれぞれの恋愛が本当に尊い!エッチシーンも美しかった!素敵なBL作品に満腹満足です

7位: 『NieR:Automata Ver1.1a 第2クール』全12話
1クールと合わせ24話で完結!ゲーム民ではないので、正直凄く難しくて。。でも美麗な2Bと9Sのやり取りだけで、幸せになったし、ヨルハ計画の全貌が明確になり、絶望からのハッピーエンディング。本当に泣いた!リピート確定です!返事は1回。

8位: 『ザ・ファブル』全25話(漫画既読)
原作の世界観そのまま。何より声優陣のキャラ再現が素晴らしい。アキラとヨーコのやり取りも、アキラの強さも余すことなく、堪能しました!ウツボ編は面白かったな。後半作画がギリだった話数もあったが、プロとして〜涙の完結!あとペダイヨチャ最高!

9位: 『逃げ上手の若君』全12話
ジャンプ作品。ド派手な絵と濃いキャラクターにワチャワチャされ、逃げ切られた感じ!爽快感と暑苦しさが残る。時行に仲間が出来てようやくココから!であっさり巻物からの、いざ!鎌倉っ!な幕引きは、続きを作る前提なのか?→2期制作決定だそうです。

10位: 『異世界失格』全12話
異世界もののテンプレの常に斜め上を行くストーリーが新鮮だった。作画が最後まで本当に綺麗だったし、センセーという自虐愛されキャラに神谷さんのお声が心に残る。1話完結ないいお話も多かった。最終話は特殊EDで「さぁ旅を続けよう!」にジンワリ涙

11位: 『夜桜さんちの大作戦』全13話
さすがのジャンプ作品。夜桜家の個性的なキャラクターも良い。善悪が明確なのもよいし、悪側にも理由がちゃんとあるのもよい。奇抜な設定や心くすぐるバトルシーンも好き。娯楽作品として本当に面白かった。


12位: 『魔導具師ダリヤはうつむかない』全12話(なろう、漫画既読)
小説家になろうとコミック既読の本作。アニメはコミック5巻途中まで。作品の良さを全部盛りした感。ダリヤの魔導具作りとお酒とお料理がアニメで見れて良かった。二人を生温かく見守る会の会員として、これからも応援しまーす!異世界転生もの。

13位: 『転生したらスライムだった件 第3期』全24話(なろう、漫画既読)
ワルプルギスの後〜開国祭終了。ずっと平和モードだったのでバトル好きなワタシにとっては物足りないけど、転スラはもともと国造りのお話だから、外交やら国の発展事業の話し合いが中心なのです。リムル無双は健在で相変わらずの面白さでした。4期は多少不穏になりそう。 


14位: 『銀河英雄伝説 Die Neue These』全35話 秋クールに続く。
冬クールに1話からスタートして、夏は25話~35話。大分原作を端折っているようですが、それでも十分面白い。銀河帝国も、自由惑星同盟どちらを応援すればよいのやら?キルヒアイスがいないのが辛い。。


15位: 『ATRI -My Dear Moments-』全13話
"ひと夏の思い出"とあったので、お別れありきなお話は分かってた!ナツがアトリと出会いイロイロあって成長するお話。ヒューマノイドに心があるのか!がテーマ。アトリは高性能ですから!人の役に立ちたい!凄く前向きなメッセージが心に残る良い作品。


16位: 『負けヒロインが多すぎる!』全12話
マケイン3人衆を温かく見守る、温水くんのモノローグが面白かった!作画が凄く良く、キャラが生き生きしていて恋愛にも友情にも一生懸命なキラキラ高校生活が眩しかった〜!そして、「そういうとこだよ、温水くん」でした!


17位: 『狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF』全25話
正直、商売の話を理解するのは早々に諦め、煮えきらないロレンスとツンデレホロの夫婦漫才的なやり取りを楽しむ作品として見ました。最終話のCパートは近い未来に家族になったってことでよろしいですか?

18位: 『新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。』全12話
昭和なロゴに主題歌。夢、尊敬、信頼、友情。暑苦しくて、泥臭いんだけど、心に響く作品だった。実際は前半はそこそこで、後半の3話ぐらいでググっと泣かされるという展開だった。もっとランク上位でもよいのでは?道徳の教科書に載るべきお話

19位: 『この世界は不完全すぎる』全13話
ゲーム世界に取り残された系。デバッガーという立場が斬新。キャラデザは好みでないけど、回を重ねるほどに味が出てくるような作品だった。お話もキャラたちの関係性も、深まってきた所で終わってto be continued 意味深なに2期を期待!

20位: 『ダンジョンの中のひと』全12話
ゆるい感じのキャラ、特にゴーレムたちに癒されました。ダンジョンの管理側という斬新な設定、かなり個性的なベルとクレイの想像の上をいくお仕事内容が面白かった!帰る場所になり、初めてのお友達になった2人。ほっこり良い話

21位: 『俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~』全12話
パリイ!パリイ!リーンを助けたことから始まる、強くて純朴なノールくんの勘違い物語。国の救世主になっても、本人は清々しいほど無自覚のままで、もう何だろう。笑うしかない。冒険者になれるといいね!爽やかな余韻が残る作品だった〜


22位: 『異世界スーサイド・スクワッド』全10話
結局ストーリーが全然頭に入って来なかったけど、ド派手でキャラ連携が見事なバトルシーンに満足。好きなキャラはあーちゃん。最終話では、大好物の変身シーンのご褒美付き!続きも作れる伏線ありな結末でした。

23位: 『小市民シリーズ』全10話
透き通るような美しい作画、時折挟まる時が止まったような印象的なシーン、可愛らしい主人公やその声、音楽に騙されてはいけない。恐ろしい少女のえげつない人心掌握術に度肝を抜かれる衝撃的な作品でした。。アセアセ。2期は2025年4月〜

24位: 『魔王軍最強の魔術師は人間だった』全12話
魔族に育てられた人間の子が、魔族軍として戦い、種族の壁を超え、世界統一して平和をもたらしました!見事な結末!強くて賢くて心優しいイケボ青年が、周りの信頼を得ていく様が心地よい作品。既視感あるキャラも良いではないか!

25位: 『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』全12話
クラスごと召喚からの追放からの復讐劇!パラライズ、ポイズンで結果チートもの。個人的にはハーレムでなく夫婦なのが良。露出多めのキャラはおばさんには不要ですが、需要はあるので理解。物語半ばで終わってしまい、続きは原作へ!うーん、残念。

26位: 『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?』全12話
1話目の掴みは凄く好印象だったけど、結果、最後までよくわからなかった。ストーリーは追えるけど、所々よく理解出来なくてモヤモヤ。こういう感覚になるアニメはたまにあって、原作を読めば解決するのかしら?


以上です。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。

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