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京都:橋本遊郭の面影を、目に焼き付ける(2022年10月)

2022年10月、「まいまい京都」さんの、橋本遊郭の建物見学ツアーに参加してきました。
まいまい京都さんは、京都を中心に興味深いツアーを毎月多数実施されています。

〇 橋本遊郭とは
橋本遊郭は、京都府八幡市にかつて存在した遊郭です。
1958年に売春防止法が施行され、遊郭としての営業は廃止となりました。

〇 いざ、橋本遊郭ツアーに申し込み
転勤で大阪に住んですぐ、偶然にも橋本遊郭ツアー(まいまい京都)の新聞記事を見ました。
当時、(今もかも?)人気のツアーで、申し込み後、抽選制のツアーでした。
「いつか行ってみたいなあ…」

行ってみたいと思った理由は、この橋本遊郭の建物は、「個人所有の建物」だからです。
(今回見学した遊郭のうち、現在、1件は民家、2件は旅館、1件は中国茶カフェ)

遊郭としての営業が終わってから60年あまり。建物だからもちろん、老朽化が進みます。個人所有の建物だから、老朽化が進めば、大きくリフォームしたり、建て替えたりしたいはずです。
なので、老朽化が進めば、消えゆく遊郭も多くある。

一方で、「現存しているものが少ないから、残しておいて」と、周りの人が言うのも一方的な話です。維持費だって莫大にかかるでしょう。
だって、自分の家だって、老朽化すれば建て替えたりするわけで…

もしかしたら、時間が経てば消えゆく運命にあるかもしれない建築。
この橋本遊郭の面影を、目に焼き付けておこうと思いました。

暫くまいまい京都のツアーをチェックしていると、
「橋本遊郭ツアー、2022年10月10日開催」の文字。
すぐに申し込み、無事抽選も突破しました♪

今回は、1人でこのツアーに参加しました。
息子は、自宅で夫に面倒を見てもらうことにしました。

〇 ツアー内容
ツアーのガイドの方は、二人体制。
親の代が橋本遊郭で貸席業を営んでいた奥西さんと、花街文化に精通した正脇さん。
そして、添乗員の方も。
ガイドのお二人から解説をきくことができ、詳しく、丁寧に橋本遊郭のことを知ることができました。

4件の内部を見学。
・多津美旅館(玄関)
・奥西さん宅(玄関)
・旧第二友栄楼(全館)
・旧三桝楼(全館)

写真はたくさん撮らせていただいたのですが、どの建築がどの写真で…というのを憶えていなくて、一つひとつの写真に「どこで撮りました」という解説は入れません。スミマセン~

ただ言えることは、消えゆくかもしれない遊郭の面影を、この目に焼き付けたということ。その記憶を、このnoteにも記しておきたいと思いました。

#旅のフォトアルバム

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