【就活コラム】クレディセゾン/ドラッグストア 内定
私が就職活動をしていた時代と比べると、今の就活生の情報収集は格段に便利になりました。インターネットの普及が、企業分析やエントリー、また応募企業とのメールのやり取りなど、外出先でも就職活動を自由に行うことができます。
ただし、情報過多が就活生を混乱させることがあります。就活には正しいやり方や答えがありません。膨大な情報の中から、自分にとって必要な情報を見つけ出すことが逆に難しく、友人から家族まで言うことが一人ひとり違っています。キャリアセンターによく相談来る学生も同じ事を訴えています。
エントリーシートの添削について、前回の個人面談のカウンセラーのアドバイス通りに修正して次回の個人面談を受けると、前回と違うカウンセラーがそれではダメだと話します。真面目な就活生は混乱します。正解を求めたくなります。
キャリアセンターのカウンセラーは、考え方や指導方法が全く同じではありません。経歴や経験が違うからです。自己研鑚に熱心なカウンセラーとそうでないカウンセラーもいます。また自分が経験した仕事と知らない仕事では、アドバイスが違ってきます。
エントリーシートや面接は、採用担当者の目線で評価することが必要ですが、企業の人事部採用担当者や面接官の経験のないカウンセラーもいます。私が勤務していた大学のキャリアセンターは、相談する就活生は基本的にカウンセラーを選べませんが、大学によっては指名が可能であるキャリアセンターもあります。何人かのカウンセラーに指導を受け、自分に合ったカウンセラーを指名することも良いでしょう。
キャリアセンターの個人面談を3~4回受けて、エントリーシートの書き方や面接の基本を学び、企業の採用担当者の評価ポイントを知ることによって、自分で就活を続けることができます。さらに自分でやりながら、選考が通過しないなど壁にぶつかったら、再びキャリアセンターを訪れて個人面談で相談すると良いでしょう。
大阪梅田就活スクールでは、就活無料セミナーを受講することができます。就活生は受講を検討して下さい。就活の基本を押さえて前に進めば確実にゴールに近づきます。
3年生の10月から就活を始めた関西私立総合大学女子学生のTさんは、通算で30回キャリアセンターの個人面談を受けました。他の就活生と比べると少しゆっくりとしたペースでしたが、少しずつ確実に成長が感じられる学生でした。エントリーシートでは、私のアドバイスを素直に聞き、忠実に修正をして再び個人面談に来ました。Tさんは私の勤務日と勤務キャンパスを聞き、個人面談を予約していました。熱意と意欲、素直さがある学生でした。
就活を始めて9ヶ月後、Tさんはクレディセゾンとドラッグストアの2社から内定を得ることができました。しかし、Tさんの就活は終わりではないようです。「最終的に入社する企業が決まれば、また報告に来ます。」と話していました。
就活生が短期間に成長する姿には、目を見張るものがあります。就活生の内定報告が就活コンサルタントにとって最高の喜びです。