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「古事記」第7章「根の堅洲国(ネノカタスクニ)」7−5
ムッチーこと、オオナムチがスサノオから焼き討ちに遭い、更に試練を乗り越えて(「古事記」第7章「根の堅洲国(ネノカタスクニ)」7−4参照)逃げ切れたのか・・・?
国宝級笑顔の書道画家Princess香龍です❤️
スセリヒメと命からがら逃げ切って、しかも「大国主神(おおくにぬしのかみ)とか言う名前までもらっちゃって。。。
スサノオ様からの条件は、大事な大事な一人娘をくれてやるからには、八十神を追い払って国づくりをせよ!!という条件!!
スセリヒメの為なら、なんだってやりますよ!!!とムッチーこと大国主神になっての最初の仕事です。
出雲に帰ってすぐにやったのが、八十神達を成敗します。
スサノオの試練によって、いつの間にか強くなり、しかも最後に貰った剣と弓で一瞬でねじ伏せてしまったのです。
「くすくすっ!なかなかいうことを聞いてくれないから、何人か殺しちゃったけど、1回死んだくらいで大袈裟だよね?」とか言っちゃう大国主は結構な性悪だったりするーーー!?
そして、スサノオに勧められた宇迦山の麓に大きな宮殿を建てて、スセリヒメとめでたしめでたし、末長く暮らしましたとさ。。。とはいかず。。。
大国主物語はまだまだ終わりません。
なんせ、古事記きっての公式イケメン。しかも、小さい頃からの夢が「美女を侍らせてのハーレムを作りたい!!」ですよ!!
そんな彼が、スサノオみたいに一人で満足するはずがないのです。(厳密には側室が一人いたらしいけど)
宮殿が出来たら、直ぐに因幡のヤカミヒメを迎えに行ったのです。そう、あの八十神が執着した噂の絶世の美女です。
「迎えに来ましたーーー」って軽い感じでお迎えに行くと、ヤカミヒメは戸惑います。
「ご結婚されたって聞きましたけど。。。」
「そんなの気にしなくていいよ。だって、嬉しいことに、この国はまだ一夫多妻制だよーん」
って感じで、口説いて、またしても玄関先で。。。
この後、「元祖チャラ男」として日本全国にその名を轟かせるのでした。
その様子は次回からの古事記第8章「八千矛神(やちほこのかみ)」でお楽しみください!!
日本の神様の物語は最高の「ドラマティックJapan」。。。
だんだん良くなる!未来は明るい!!
皆様に湯水の如く良き事が起きます!!
香龍アートサイトcreema
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参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA