
「古事記」第10章「天孫降臨(てんそんこうりん)」10-8
天孫「瓊瓊杵命(ニニギノミコト)」の自由すぎる行動によって、アマテラスの血筋の代々の天皇にも寿命ができてしまいました。(好みの問題なのですが・・・。)
国宝級笑顔の書道画家Princess香龍です❤️
そして、可憐な絶世の美女「木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)」が富士山の頂上からシンクの絨毯を敷き詰め、馬にまたがって駆け降りてくる。という根拠とは?の謎に迫ります!!
浅間神社の主祭神である「コノハナサクヤヒメ」です。可憐な風貌なのに馬上の美人として描かれているのはどんな訳があるのでしょうか?
「ドブス認定」した姉を押し返した後、ニニギ君はサクヤヒメをウェルカムパーティーでもてなします。
テンションマックスで初夜を迎えたものの、その後は1度も会っていない。あの時、酔っ払って何かやらかしちゃったか心配なニニギ君です。
ある日、珍しくサクヤヒメがやってきました。何ヶ月も会ってなかった気がするけど、やっぱりヒメは可愛い!!
ニニギ君は仕事部屋まで来たサクヤヒメに戸惑うのです。何の用だろう?
まさかいよいよ離婚の話かな?ヤバいよ・・・急に改まってそれはないよね?・・・。
サクヤヒメは徐に「ニニギ様、あなたの子供を授かりました。そろそろ出産の時期ですので、ご報告に参りました」
え?出産?出産って、子供?ベビー?嘘でしょ?「だって、あの日以来全然会ってもいないのに?」
「それは、天つ神の神子ですから・・・。」とサクヤヒメが当然のように言い放つ。
「いや、いや、いや、天つ神の子って言ったって、そんな1回じゃ無理でしょ?てか、そもそも早くない?早すぎでしょ!?あれから十月十日も経ってないじゃん!!」
「それは、天つ神の御子であれば、普通とは違うものなのでは・・・?」
「天つ神」と強調するのは何かやましい事でもあるのかとニニギ君は心無いことを言い放ちます。
「元彼いたんじゃないの?だって、可愛いもん。彼氏いないわけないよ!!それ、絶対、どっかの国つ神の子だよぉぉぉー〜ー!」・・・手に負えません。
おとなしそうに見えるサクヤヒメもそんなことを言われたら、悔しいに決まっています。
「ひどいです!私がそんなことをする女に見えるんですか?ニニギ様に心配かけたくなくてお仕事の邪魔にならないように静かにしていたのに!!」
ニニギ君はショタの外見を気にしているのか項垂れて、「予想以上にショックだよーー。あの日以来避けられてたみたいだし、僕なんか相手じゃあ退屈なんでしょ?経験豊富な国つ神さんみたいにはしてあげられないし・・・」・・・かなりめんどくさいやつでした。
「何の根拠も無く自分の妻を疑うなんてサイテーです!!」
「いやいや、そんなこと言われたって・・・疑っちゃうよ」
サクヤヒメはとうとうブチギレて、「じゃあ、誓約で占いましょう!!私は産気づいたら出産小屋に篭ります。そして扉を塞いで小屋を燃やす!!」
「ええ!!危ないですよ・・・」
「いいんです!!その辺の国つ神も子供だったら、無事に生まれてくるわけがないの!!でも、天つ神のニニギ様の子なら、ちゃんと生まれてくるはずなの!!」
おとなしそうなサクヤヒメの大迫力にニニギ君も反論できずに了承したのでした。
さてさて、どんな出産になるのでしょうか?次回を乞うご期待!!
日本の神様の物語は最高の「ドラマティックJapan」。。。
だんだん良くなる!未来は明るい!!
皆様に湯水の如く良き事が起きます!!
香龍アートサイトcreema
https://www.creema.jp/c/princess-kory
「アートアクセサリー」サイトminne
https://minne.com/@koryu4976
参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA