「古事記」第9章「国譲り(くにゆずり)」9-11
天つ神、国つ神、両者の最終決戦は力技か?決戦の火蓋が切られるのか?
国宝級笑顔の書道画家Princess香龍です❤️
天つ神一番の力自慢の神様「建御雷神(たけみかづちのかみ)」に対抗するのは、大国主神のもう一人の息子の「建御名方神(たけみなかた)」でした。
宮殿の方から地響きと共にやってきて何故か片手に大岩を抱えている。1000人はいないとモテない様な大岩です。
つまり筋肉質の大男が浜辺に着くと、その大岩を片手で投げたのです!!地震か!!
クニちゃんこと大国主が本日1番の営業スマイルでタケミカヅチに「ちょうど良かった。彼が息子のタケミナカタです。よろしくお願いいたします」と言います。・・・腹黒イケメン、きたーーー!!
天つ神の軍神、タケミカヅチと国つ神1の怪力タケミナカタの睨み合いです。
「親父、俺のいない所でコソコソ何話してるんだよ」・・・た、頼もしい!!!
クニちゃんは息子に笑顔で「国譲りを迫られてるけど、僕としては譲りたくないんだよね」と耳打ちする。
危なかったーー!!コトシロヌシのせいで一瞬で勝負がついちゃったかと思ったけど、タケミナカタなら、頭も冴えるし、強い!東北まで遠征してものにしたヌナカワヒメとの子がこんなに逞しく育ってくれたとは!!!頑張って良かった!!
などと思っていると、両者一歩も譲らない様で、タケミナカタから「力比べで国譲りを検討しますよ」と提案します。
タケミカヅチも、「この俺に挑むとは、いい根性だ!!勝負は手を強く握ってギブしたほうが負け。と言う簡単な方法はどうだ?」
と言うことで早速、タケミナカタが手を差し出した。
ところが、タケミカヅチの手がみるみる「つららに変わり、刃物に変わり」触れることすらできなくなってしまったのです。
「天つ神のくせに卑怯だろ!!反則だ!!」
「そんなルールは聞いていない!次は俺の番だ!!」これは、悪役そのものでしょ。
今度はタケミカヅチの方からタケミナカタの手を握る。
すると、タケミナカタの手が若草みたいにふにゃふにゃに曲がり、そのまま思いっきり投げられてしまったのです。・・・天つ神の威力は反則なんて問題ではないと言うことか。。。!!
海に投げ飛ばされたタケミナカタは慌てて逃げ出す。
「逃がさないよ!!」と悪役のタケミカヅチが追いかける。
。。。。。。。。。。
おーーーい。。。。。どこ行っちゃったのかな。。。
。。。。。。。。。。
ポツンと残された大国主はしばらくボォーッと立ち尽くしたのです。
さて、事態はどんな展開になるのやら。。。
。。。次回をお楽しみに!!
日本の神様の物語は最高の「ドラマティックJapan」。。。
だんだん良くなる!未来は明るい!!
皆様に湯水の如く良き事が起きます!!
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参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA