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「古事記」第10章「天孫降臨(てんそんこうりん)」10-4

「天岩戸屋」で活躍したメンバーを携えて「天孫降臨」メンバーが葦原中国へ降りていきます。

国宝級笑顔の書道画家Princess香龍です❤️

そんな時に、ちょっとした騒動が!!

向かう先は、筑紫の島、九州にある「日向の高千穂」です。高千穂の先へ降り立とうとした矢先に!

「ちょっとまったーーー!!」と声がかかったのです。

見ると、二人の男が勢いよく峰に降り立ってきたのです。なんか強そう!!一人は陽キャラで、一人は寡黙な陰キャっぽい。

「ニニギ様!間に合ってよかった!!」と言ったのは「クメ」と「オシヒ」。実はこの二人、アマテラス様にニニギ様の事を先導して欲しいと言われていたそうなのです。

「ちょっと遅れちゃったけど、降り立つ寸前だったので、ギリセーフって事で、言伝をお渡しします」

と言って、弓入れと弓矢と、太刀をニニギの前へ差し出しました。

葦原中国はまだまだ危ないところが一杯らしく、武力が必要になったら、頼ってくださいとのことだったのです。悪い人じゃなくてよかったね。

新しい仲間も増えて、ニニギ一行は高千穂へ無事に降臨したのでした。

少々端っこすぎる気もしたけれど、北西の海のむこうには唐国が望めるから、外交が盛んにできるし、笠沙の岬から本島への船も出せるから国内の行き来もしやすいところです。

何より、朝日がよく見えて、夕日も綺麗に照らしてくれる。寂しがりやのアマテラスちゃまも見守りやすくて喜ぶことでしょう。

始まりの場所にぴったりのところです。ここに宮殿を建てましょう!!

ということで、高天原から見えやすいように天高く柱を建てて宮殿を築き、葦原中国での生活をスタートさせたのです。

小さくて可愛らしかったニニギが大人になってどうなったかは。。。

。。。次回をお楽しみに!!

因みに、この「クメ」と「オシヒ」は代々天皇家に仕える久米氏と大伴氏だそうです。

日本の神様の物語は最高の「ドラマティックJapan」。。。

だんだん良くなる!未来は明るい!!

皆様に湯水の如く良き事が起きます!!


香龍アートサイトcreema
https://www.creema.jp/c/princess-kory

「アートアクセサリー」サイトminne
https://minne.com/@koryu4976

参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA

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