ひざが伸びにくい原因って?①
おはようございます!ジョイントフィットネストレーナーの中尾量です。
今回は膝が伸びにくい原因を紹介していきます。
膝が伸びないと不安定になり、歩行や階段の上り下りで過剰に膝に負担がかかってしまいます。
靭帯や皮膚などの原因も考えらえれますが今回は筋肉に視点をあてて紹介していきます。
今回の記事が参考になれば幸いです。よろしくお願いします!
膝関節→2関節筋が付着している
まず膝関節の特徴として、2関節筋が付着しているという特徴があります。
この2関節筋とは何かですが、股関節と膝関節を動かす作用があったり、もしくは膝関節を足関節を動かす作用があるような2つの関節に作用する筋肉のことを指します。
2関節筋として膝に走行している筋肉として、ハムストリングスと腓腹筋が挙げられます。
ハムストリングスは膝屈曲作用に加えて、股関節伸展作用もある筋肉です。
一方で腓腹筋は膝を屈曲する作用に加えて、足関節を底屈する(足首を伸ばす)作用がある筋肉です。
膝が伸びにくい→膝の屈曲する作用のある筋肉の柔軟性が低下していることが考えれますが、さらに股関節や足関節の位置関係を変えていくことでより制限となっている筋肉を絞ることができます。
長座位だと膝が伸びにくい→ハムストリングスの影響が考えられる
ここからは、膝が伸びにくい原因を考えていくための方法を紹介していきます。
まずはハムストリングスが原因か考えていく方法ですが、仰向けと長座位(脚を伸ばして上半身を起こしている姿勢)で比較をしていきます。
長座位姿勢は股関節屈曲、膝関節が伸展位となるのでハムストリングスが伸長される位置関係となります。
仰向けよりも、さらに膝が伸びにくくなった場合は、ハムストリングスが制限として強く影響を及ぼしていることが考えられます。
以上、膝が伸びにくい原因について紹介していきました。
次回以降で続きを紹介していきますね!
今回の記事が参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!
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