半月板損傷で起こる症状と検査項目について②
おはようございます!ジョイントフィットネストレーナーの中尾量です。
今回も引き続き、半月板損傷で起こる症状と検査項目について紹介していきます!
参考になれば幸いです。よろしくお願いします!
前回のおさらい
まず前回のおさらいをしていきます。
半月板の特徴として膝を曲げるときに滑らかに動くように衝撃緩衝の役割があること、また急激な回旋が加わったり、加齢による微細な損傷が積み重なって損傷に至る、という流れでした。
半月板損傷の特徴として
①クリック音(曲げるときにコリコリ音がする)
②ロッキング現象(膝が完全に伸びない)
③弾発現象(バネのように突然曲げ伸ばしが起こる)
④慢性炎症(膝に水が溜まる)
といった症状が挙げられます。では、理学療法士としてどんな検査項目を行っていくと良いのでしょうか?
検査項目①マックマレーテスト
こちらのテストは捻りを加えながら、膝の曲げ伸ばしを行うテストです。
右足を例にした場合、
膝を内にねじりながら膝を伸ばすと痛みがある→外側半月板損傷の確認
膝を外にねじりながら膝を伸ばすと痛みがある→内側半月板損傷の確認
となります。
検査項目②アプレー牽引テスト
こちらのテストはうつ伏せになって行う検査です。
検査方法は膝に軸圧を加えながら、回旋ストレスを加えていきます。
右足を例にした場合
膝を内にねじると痛みがある→外側半月板損傷の確認
膝を外にねじると痛みがある→内側半月板損傷の確認
となります。
この検査項目に共通して言えることは、半月板は回旋ストレスを加えることで痛みが生じやすいということです。
普段からストレッチやトレーニングを行って、膝に過剰な回旋ストレスが加わらないように予防に努めまていきましょう!
以上今回の記事が参考になれば幸いです!最後までお読みいただきありがとうございました!