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ファイヤーでお家でジェットコースターに乗る気分

こんにちは、みさです。
夏バテで、一旦落ちきりました。

体力が落ちている、ということは自分でははっきり認識しずらいもので、なにかアクシデントがあった時に正式に受け入れられるものなのかもしれない。

特に私は普段独り暮らしだし、仕事も独りなので他人に体力落ちたね、と指摘されることがほとんど無いため、この傾向が強い。

それは突然襲った出来事だった。

朝ご飯に、オムレツを作っていたら
フライパンの下から火が、ガスコンロを油ハネ防止のために囲っていたアルミの仕切りに燃え移った。

あっ

と私は小さく声を上げた。
火は細かったけれど、静かに20センチ程上に伸びていって、下には布巾があったり、床はマットだし、燃え移ったら自分では処理できないだろうと思った。

フライパンの中が燃えたなら、蓋を被せれば酸素がなくなり火は消える。これなら何度もシュミレーションしてきたからばっちり対応できるのに、現実は準備どおりにはおこらないものだ、と今思えばのんびりと考えていた。

私はすぐに動きたかったけれど、体が動かない。数秒頭が真っ白だったが、その時!
シンク下の棚を開け、ボウルを取り出し水を入れ、メラメラと上に登る炎に力なくふりかかけた。

火は消えた。

私は意味もなく、とりあえず手を洗った。
手が震えていた。

コンロの囲いを外し、水をかけ捨てた。

ここまできて、ようやく
私は夏バテしている、と悟った。

自分の命を危険に晒したのに
この静けさ

その後、何事も起こらなかったように、
淡々と朝ご飯を用意して食べた。

そして、その日の午後は、
初めて証券口座を開き投資をした。

前から、やろうと思っていたので
今日始めることを決めていたのだ。

入金が終わると、やはり手が震えていた。
朝の火事がファイヤーなだけに、
験担ぎになりますように。

私は何をやっているのか、
家にいながらジェットコースターに乗っているみたいな気分の一日だった。

株を買う時、価格は下がっていた。
しかし、そんなことを気にしていたらいつまでも買えない。

特に私のような人間は。

そして次の日
日本株の歴史的大暴落のニュース。

私は人生が終了し、
余生のスタートを確信した。

そうこうして、
何日かして口座をみたら資産価格が僅かに上がっていた。
しかし、私の日給はゆうに越えている額だ。


一体なんなのか!?


これからは
上がったり下がったりを繰り返して、
こんなふうに日々過ぎるのだろう。

私は証券会社から送られてくるニュースメールを解除した。

そして
しばらく口座を見るのは封印しようと
心に決めた。

自分の行いで
アップダウンするのはほどほどにしたい。


皆様、体調にはお気をつけて
暑い日が続きますがご自愛ください。

お読みいただきありがとうございました😊
ではまた♪

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