日常を言い訳にして・・・
最近腰が痛い。
職場のドアの滑りが悪く、毎回力一派に開け閉めをする必要がある。
忙しい時期になり、電話やパソコンにかじりついて仕事をしている。
そんなことを言い訳に、「いつも美しい姿勢でいる」という目標をも見失っていた。
いや、時々気づいていたにもかかわらず、そういった言い訳を理由に自分を甘やかしていた。
その付けが回ってきた。
腰が痛い。
意識して姿勢を正すと、痛みはなくなる。
ただ、ちょっとした傾きやひねりを加えると、それ以上になると動けなくなるのでは?と思わせる痛みがあり、ストレッチも控えている。
今は、温めて、姿勢を整えて生活することを第一に、回復を待とうと思う。
ただ、忙しくても、腰が痛くても、ポジティブな気持ちや言葉は忘れなかった。
最近、職場の雰囲気がよくない。退職予定者もたくさんいる。
若い社員のモチベーションが下がっている。
そんな中で、中年チームはいつも明るく、若い社員の笑いの種になっている。決して自分たちを卑下して笑いを取っているわけではない。
若い子には負けていないよ精神で、「私は永遠の28歳だから、いつでも頼って!」などと真面目な顔で話します。
また、日差しが入って「まぶしいですね」という発言が聞こえると「ごめんね、いつもまぶしく輝いちゃって・・・」などと冗談も飛ばしちゃうくらい。
若い社員も「ドン引き」することもなく、普通に「ツッコミ」を入れてくれるので、一日数回大爆笑が起きます。
みんなの笑顔が少なくなって、モチベーションが下がっているのは、全員が気づいていることですが、少しでもこの職場にいて楽しいなと思える時間を作りたいと、中年チームは考えています。
忙しくても、いやなことが続いても、こんな風に笑いあえる関係を築いたり、時間を持つことができるということを、退職予定者にも知ってもらいたいですが、彼らにはすでに届かなくなっていました。
なので、残る社員を少しでも元気づけたいと、中年チームは頑張っています。
「中年チーム」と本人たちは言っていますが、決して自分を「中年」だと思って、年のせいにして逃げることはしていません。きっと、本当に「永遠の28歳」だし「若い子と何が違うの?」くらいに思っています。
ただ、会話にジェネレーションギャップを感じる時はあります。
それでも、平成生まれの若者の知らない言葉や物の話になると、年をとったことを嘆く人はおらず「もー、そんなことも知らないの?教えてあげる」と当たり前のように教授したり、「え?今はなんていうの?」などとインプットしています。ジェネレーションギャップすら楽しんでます。
姿勢や所作は、日常を言い訳に忘れがちですが、雰囲気をよくしたいという気持ち、自分も明るくいたい、若くいたいという気持ちは忘れずに過ごせていた自分に拍手です。
明日からは、姿勢と所作も気を付けて、腰の痛みを回復させたいと思います。