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金島書を読みはじめてみた2 世阿弥の身体 のつづき

前回は、世阿弥が軽技系も上手かったんではないかって話
その上で二条良基が

かかる名童候ふべしとも覚えず

二条良基が東大寺尊勝院に送った書状

という。
運動神経良くて、ほけほけとして健気な十歳ってどんな子?
二条良基にもらった名前が「藤若」
藤がふさわしいなら涼しい美貌

万葉植物園の藤

たおやかな.涼しい気配がする人には細いセンターが通っている事が多い
(センターに興味があったら高岡英夫師の「センター、体軸、正中線」を参照)
センターがあってインナーマッスルを良く使えている人。
近くで言えば、野球の大谷選手を思い浮かべていただければ、
あの魅力と明るさ、可愛らしさ
そして気分のコントロールのうまさがそのまま
10歳になって小さくなってって感じ

そして新熊野興業から100年後の思い出話の中の60代の世阿弥の姿は下の引用の通り。今は60歳はまだまだこれからだけれども、
室町期の平均寿命は寿命は15.2歳平均生存年数は37.9歳から45.8歳
 ですから、当時としては並外れて強健で命溢れる方だったと思います

体が小さくて(中略)体のキレが良くて、話が面白くて、座を温める人

史記抄

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