
起業を考えたら必ず読む本
こんにちは!
超ブラック企業サラリーマンの私が、「起業を考えたら必ず読む本」を解説します。
読みやすさ:★★★★★
自己啓発 :★★★☆☆
情報・知識:★★★★★
皆さん、こんな悩みを抱えていませんか?
「起業したいけど、リアルな情報が欲しい...」
「華々しい成功物語じゃなくて、実際の苦労を知りたい...」
「起業のリスクや失敗例を知りたい...」
そんな悩みを抱える方に、この本はピッタリです!著者の井上達也さんは、創業25年の経験を持つ実践派の起業家。彼が失敗と成功を繰り返しながら学んだ、起業のリアルな姿を赤裸々に語っています
この本の特徴は、華々しい成功物語ではなく、起業家が直面する現実的な課題とその乗り越え方を詳細に解説していることです。以下の6つの章立てで、起業のプロセスを丁寧に説明しています
起業を思い立った時にすること
会社を辞める前にしておくこと
会社の設立、本に書いていないこと
会社を作って初めにすること
起業後の会社経営とは
起業家の失敗例
著者は、起業の現実をこう語ります
「毎日16時間、死ぬほど働けど、なぜ利益が増えないのか」
「クレジットカードを目いっぱい使ってるけど、資金繰りに悩まない日は来るのだろうか?」これらの言葉からも、起業の厳しさが伝わってきますね
本書の魅力は、著者の実体験に基づいた具体的なアドバイスにあります。
例えば、起業時にはチタン製のハンコを作るべきだというアドバイス。木製のハンコは欠けやすく、書類の修正に多大な労力がかかるそうです
こんな細かいけど重要なティップスが満載なんです。また、著者は起業に向かない人についても言及しています。「家族を大切にしたい、高級車に乗りたい、大きな家に住みたい」といった物質的な幸せを求める人は、起業には向いていないそうです。
なぜなら、真の起業家精神は「会社経営という方法で自分を試したい」という欲求から来るものだからです
ソフトバンクの孫正義社長やHISの澤田秀雄社長が引退しないのも、この精神の表れだと著者は指摘します。プロ野球選手が引退後も監督やコーチを務めるのと同じように、真の起業家は常に経営の最前線にいたいのだそうです
本書の素晴らしさは、起業の美化された側面ではなく、その苦労や困難を包み隠さず伝えている点にあります。著者は29歳で起業した際の失敗談も赤裸々に語っています。例えば、環境を知らなかったためにチラシ作成代を2倍も払わされた話など、読者に親近感を抱かせる内容となっています
最後に、この本の真髄は「起業のリアル」を知ることにあります。著者は「経営が軌道に乗るまで、資金繰りに追われ、生きた気がしないかもしれない」「毎日死ぬ気で働けど、利益は増えず。なんて、そんなのあたりまえ」と語ります
この本を読んだ後、あなたは起業に向けて腹をくくるか、それとも潔く身を引くか。いずれにせよ、この本はあなたの背中を強く押してくれるはずです
超ブラック企業で働く私たちにとって、この本は新たな可能性を示してくれる一冊かもしれません。起業という選択肢を真剣に考えるきっかけになるかもしれません。ぜひ、手に取ってみてはいかがでしょうか?
最後まで購読してくださりありがとうございます✨
本日も素敵な1日をお過ごしください!