底辺ライター日記②
日曜日が来た
万年在宅勤務の彼女にとって、日曜か平日かは近くのスーパーの開店時間にしか影響しない。仕事の連絡が来ない日ではあるが。お昼前にはなんとか起き、テレビを眺める。
見覚えのある名前が見える。先日取材したイベントのゲストだ。取材とはいえ、YouTube配信を見ただけにすぎず、ゲストの紹介文はHPなどを調べて作成した。したがって、ゲストとはなんのつながりもない。にも関わらず、知ってる人だあ!と舞い上がっている。一方的に知っているだけでさも知り合いのように話されては、ゲストの方も甚だ迷惑だろう。
幸い、この人知り合いです! など無駄口を叩く相手が彼女にはいない。ゲストの方も安心してほしい。
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