歌姫とともに歩んだ青い春
最近 YouTube で懐かしい昔の曲を聴くのがマイブームになっています。
例えば〝サザン〟や〝ユーミン〟、〝山下達郎〟〝竹内まりや〟などなど…。
そう、それはまさに55歳の私の青春時代を彩ってくれたアーティストたち。
当時彼らは〝ニューミュージック〟という新しいジャンルを生み出し、カセットテープや MD なんかにそれらを録音して、繰り返しよく聴いていました。
懐かしい歌が流れてくると、自然とその時の自分が思い出されたりして、私、たまに泣いちゃうんですよね〜(笑)
なんだろう。
歌詞が当時の自分にビンゴ!っていう曲がとっても多いような気がします。
「懐かしいなぁ」という気持ちと「切ないなぁ」という気持ちが重なって、なんとも言えない気持ちになるんですよね〜。
皆さんはそんなことないですか?
え?わたしヤバいですか?(笑)
アイドルの歌も小さい頃から聴いていて、姉とよくピンクレディを踊りましたね。
懐かしい♪
そしてアイドル黄金期の「花の82年組」と呼ばれた当時の私は15歳。
その中で私が一番ハマったアイドルと言えば、この人しかいません。
〝中森明菜〟ちゃんです。
この方は、「アイドル」というよりかは「アーティスト」に近い方なのかなと、当時の私も他のアイドルの方とは少し違うものを感じていたように思います。
「可愛い」よりも「綺麗」が似合う。
「楽しい」よりも「切ない」が似合う歌い手さんでした。
この春、NHK-BSプレミアムで放送された『伝説のコンサート~中森明菜スペシャルライブ1989~リマスター版』。
その再放送が7月9日、NHK総合テレビで流されました♪
わたし、見入ってしまいました。
なぜなら見てください、この豪華なラインナップ!
私のようにそのほとんどを歌えるよ♪というのは、50代60代の方々に多いのでは…?
なんて贅沢なライブなんでしょう。
「TATTOO」から始まるなんて、サイコーじゃないですか?!(笑)
しかし、ノリノリで観ていた私に突然変化が…。
「ミ・アモーレ〔Meu amor é・・・〕」のイントロが耳に入ったとたん、なぜか涙が『ツーっ』と流れたのです。
いやいや、自分でももうビックリですよ。
この曲、特に思い入れが見つからないし。
なのにイントロが始まったとたん、私は泣いてたんです。
調べてみると、この曲がリリースされたのは1985年。
Tomoka 18歳。
おぉ…まさに青春真っ盛り。
恋もそうだけど、進路に悩んだりもしたなと。
家族のことでも悩んでいたし、結構わたし、辛かったんだよね〜。
きっとそんな状況で耳にしていたから、泣いちゃったのかも知れませんね。
そしてまたまた涙が『ツー』。
「難破船」です。
この曲はヤバいですよね。
加藤登紀子が発表した楽曲を明菜ちゃんがカバーし、1987年にリリースされたとーってもとーっても悲しい曲です。
当時わたくし、花の20歳でございます。
高校生の時に大失恋をしまして、その後の恋もなんだかうまくいかず、ずっと恋に悩む乙女でした(恥)
そんな中、よくカラオケで歌ったなぁ〜という思い出があります。
カラオケには向いてないチョー暗い曲なんだけど、『ただ歌いたかった』という自分の意志をただ貫き、ひたすら浸っていたのを思い出します(笑)
これはこのライブで明菜ちゃんが泣きながら歌ってるのを見て、もらい泣きをしたっていう感じですね。
そうそう、このライブが1989年4月でしょ?
やっぱりそうだ!ってなりました。
同年の7月にあの騒動が起こったってことは(←調べた)、この映像はわずか3ヶ月前なんですよね。
勝手に妄想しちゃって、つらかったんだろな…って、さらに泣いちゃいましたよ。
そしてまたまた「セカンド・ラブ」で涙が『ツー』。
この曲は1983年リリースの3枚目のシングルです。
なんとわたくし、初々しい16歳。
まぁこれも明菜ちゃんが泣きながら歌ってるのを見て、つられて涙が出ちゃったんだけどね。
2度目の恋だったのかなぁ…とか色々また妄想しちゃったりね。
「スローモーション」もそうだけど、来生たかお・えつこ姉弟の作品は、この頃本当にステキな曲が多かったのを覚えています。
過去にタイムスリップしたような気持ちになり、若かりし頃に想いを馳せながら、あっという間に過ぎた1時間半でした。
今年でデビュー40周年という節目を迎えた明菜ちゃん。
また彼女の歌声を聴ける日が来るといいなぁと思います。
この録画は、〝山口百恵〟〝竹内まりや〟に続く、私の「永久保存版」になりました!
NHKさん、ありがとう♪
明菜ちゃん、ありがとう♪♪
最後までお読みいただき有難うございました♪
ではまた。 Tomoka (❛ ∇ ❛✿)
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