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神戸紀行〜日帰りひとりプチ旅行①
この歳になり、仕事を辞めてから生活が一変。
そんな贅沢は出来ませんが、これからは楽しみを増やしていこうと心に決めたのでした♫
プチ日帰り旅行
それが日帰り旅行。
その中でも取り入れたいと思ったのが、ずっと前から興味のあった「美術館巡り」と「神社仏閣巡り」。
御朱印帳も購入し、御朱印集めも始めました♡
そんなひとり旅の夢を初めて叶えたのが、およそ3ヶ月ほど前に行った京都でした。
神社は2ヶ所参拝。
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そして展覧会は、京セラ美術館での「アンディ・ウォーホル展」へ。
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ひとりでじっくり作品を味わうことができ、ひとり旅も良いもんだなと感じることができました ♪
実はその時、もうひとつ行きたい展覧会のチケットを既にゲットしていたんですよね〜。笑
それがこの「ゴッホ・アライブ」!
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兵庫県立美術館で開催されると知り、ここならまた日帰りで行ける!(泊まりだと予算オーバーなので)と思い、すぐに前売りチケットを購入♡
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なかなかスケジュールが噛み合わず、5月に入りようやく行動を起こすことにしました ♪
私がゴッホに興味をもったきっかけ。
それはひとつのドラマでした。
あるドラマとは
NHK で放送された「空白を満たしなさい」。
原作は平野啓一郎の同名小説。
あまりにも衝撃的な内容で、こんなつぶやきもいくつか残しています。
ゴッホを身近に感じたい!
そんな思いで「ゴッホ・アライブ」、ついに体験してきました♡
まだこれから行かれるという方は、楽しみにされているでしょうから、ここからは見ないでくださいね〜。笑
兵庫県立美術館
撮影OK の展覧会でしたので、ここからはお写真多めでご紹介いたします♫
まずは「兵庫県立美術館」。
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とってもステキな建築物でした♡
いよいよ中へ!
ゴッホ・アライブ
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この展覧会、没入型の展覧会でして、普通に絵画を観て周るわけではありません。
まずはゴッホの生涯を、代表作とともにパネルで紹介。
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ゴッホについては予習済みでしたが、もうこの時点で私は感動しちゃって、泣きそうになるのを必死でこらえてました(早い笑)。
本物じゃないんだけど、パネルになっている絵を見ただけで、ものすごい引き込まれたんですよね。
その奥にはゴッホの部屋が再現されていました。
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実際に作品として残されている部屋の様子が再現されています。
そしていよいよその先には没入型の会場が。
広い!
いくつもの巨大スクリーンに映し出されるゴッホの絵画。
生涯の歩みをともに体験していきます。
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平日を選んだわりにお客さまの数がとても多く、本当は歩きながら色んなスクリーンで観たかったのですが、残念ながら叶わず、一箇所に留まり鑑賞することに。
少しですが、イスやクッションなんかも用意されていましたが、私は立ったままゴッホの世界に包まれました。
クラシック音楽とともに映像が次々と映し出され、その絵画に光や動きもつけられ、それはそれは美しかったです。
例えば作品の中に流れ星が流れたり。
桜の花びらがヒラヒラと舞い降りてきたり。
解説はありません。
耳から入ってくるのは音楽のみ。
絵画が音楽と映像により、ひとつのストーリーとなります。
それらは全てゴッホ自身を物語っており、最初から最後まで私はずっと感動。
まさに、ひたすら没入。
全ての作品において私が感じとったのは…
そう、『孤独』でした。
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最後は自画像ばかりが映し出されました。
その中にはもちろん耳を切り取った時のゴッホも…。
皆さんは何を感じますか?
私はどのゴッホも、孤独と闘っているように映りました。
涙をこらえながら、なんとか映像鑑賞を終え、その奥へと進むと、そこにはヒマワリ部屋が。
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天井まで埋め尽くされたヒマワリの部屋。
そこで私はクールダウン出来ました。
そういう意図で作られたわけではないと思いますが…。笑
このヒマワリ部屋を最後に展覧会は終了。
外には QRコードを読み込んでの「飛び出るアート」も。
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壁一面に再現された作品ふたつ。
そのあとは、自分のためにお土産を購入することに。
自分へのお土産
ひとり旅では他人へのお土産は一切なしで!笑
その代わり、必ず自分へのお土産をなにかひとつは買うようにしています♫
今回購入したのは、大好きな作品『ヒマワリ』のフォールディングバッグと、同じく『ヒマワリ』のミニファイル♡
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バッグは一目惚れ♡
広げるとこんな感じです。
ステキすぎる♫
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ジム用にするか、お買い物用にするかは悩み中。
使うのが楽しみです♫
お土産のあとはランチへ♡
ランチタイム
美術館へ行った時は、出来るだけ美術館内のお店へ行きたいと思っていて、今回も館内のカフェ「フォルテシモ」にお邪魔しました。
選んだのは、タコライスのランチセット♡
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とーっても美味しかった!
コレおすすめです ♪笑
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窓際のカウンターに座りましたが、外にはテラス席もありましたよ〜。
このあと美術館をあとに。
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やっぱりステキな美術館でした♡
さいごに
「ゴッホ・アライブ」、行って良かったです!
オランダのポスト印象派の画家、フィンセント・ファン・ゴッホ。
1853年に生まれ、1890年に亡くなるまでの短い生涯。
その謎に満ちた生涯の、ほんの少しの部分を垣間見れた気がしています。
鮮やかな色遣いの中に感じたのは『孤独感』でした。
亡くなる直前に描かれた「ヒマワリ」。
ヒマワリは彼自身だと、弟宛ての手紙に書いてあるそうです。
どんなことを想い、何を夢みて、或いはどんな失意の中でこのヒマワリたちを描いたのでしょう。
私にはその花のひとつひとつが、まるで彼の魂の叫びのように感じるのです。
神戸旅行はまだまだ続きます。
ではまた次回にて♡
最後までお読みいただき有難うございました♪
ではまた。 Tomoka (❛ ∇ ❛✿)