![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/158998923/rectangle_large_type_2_5232f352f6961ba4bcbd59855562fff6.jpg?width=1200)
これでちゃんとサヨナラだ。
婚活(恋活)を一旦休憩中の私 Tomoka 57歳。
またそんな気分になれば始めるかも知れないが、もうそんな気分にはならないかも知れない。
こればっかりは今の私にもわからない。
出会いというのは「タイミング」が全てだと思う。
人は、出会うべく時に、出会うべき人と出会う。
なんかの歌詞にありそうなフレーズだけど、ホント、そんな感じに思う今日この頃。。
先日アップしたこちらの記事。⤵︎⤵︎⤵︎
この記事を書いた夜、私は久しぶりに眠れなくなってしまった。
“ヤクルト1000”を飲みはじめて眠れない夜は皆無となったはずだったのに、なぜかこのサザンの記事を書いた夜、“ある人”のことが無性に気になり、何週間ぶりかに全く眠れなくなったのである。
その“ある人”とは。。。
高校生の時にお付き合いした元カレ…?
ではなく、、なぜか、昨年の今ごろ婚活アプリで知り合い、3ヶ月ほどお付き合いしたYくんだった。
56歳で出会えたYくんとの日々は、青春をともに過ごした年上元カレとの眩しかった日々を彷彿とさせるほどの、それはそれはキラキラとした、とても楽しい時間だった。
そんなYくんのことを、実はお別れしてからもずっと心の中から消すことができなかった私…。
私はそんな自分の気持ちに気付きながらも、そっと蓋をしていたのだった。
お別れを伝えたのは何を隠そう私から。
普通のサバサバした人の度合いを100とした場合、Yくんのサバサバ度は軽く200を超えてるであろうと思うくらい、彼は典型的な直球型であり、ブレないその性格はもはや尊敬に値するほど。
“高校体育教師”という職業も、もはやそれをするために生まれてきたのではと思うくらい、彼には天職なんだと確信したものである。
だからこそ、、だからこそである。
私は不釣り合いなんだと悟った。
彼に似合うのは私みたいな性格の持ち主ではない。
それがわかったから、私は身を引いたのだ。
「もうすっかり嫌われているよね。。
もしかしたら LINE もブロックされてるかもしれないよね」
眠れずにいた夜、そんなことを思いながら、非表示にしていたYくんの LINE をなんとなく開く。
今年2月に送った最後の自分の文章をなんとなく読み返す。
「うん、何も間違っていない」
それに対しての彼からの返事はなく、私たちの関係はその日で終わり、もうすっかり嫌われたと覚悟していた。
それで良かったのだ、と。
それなのに、、何を思ったのか、私。
夜中の1時過ぎに、別れた元彼にメッセージを送るという不審な行動に出てしまう。
8ヶ月ぶりのメッセージ。
こんばんは
元気?
なんか気になってLINEしちゃった
「早寝早起きの彼のこと、こんな夜中に起きているわけがない」という気持ち。
「あー送っちゃった…どうしよ…」という気持ち。
「いやいや、ブロックされてるよね、きっと…」という気持ち。
すぐに送信したメッセージを消すこともできたのに、それをしなかったのはなぜだろう。
元気にしているかどうか知りたかった。
いや、違う。。
新しい彼女がいるのかどうかを知りたかったんだ。
「私、別れてからもずっとYくんのことがやっぱり好きだったんだ…」
そこで理解した。
自分の気持ちを。
というか、、ようやく認めてみた、という方が正しいかも。
「でもどうしたい?ヨリを戻したいの?
いやいや、戻したところで同じことになるのはわかってる。
彼は変わることはない。たぶん。
私が変わらない限り、ふたりは付き合えない。
じゃあ変われるの?
私は変わることができるの?
一体私はどうしたいんだ??」
ぐるぐるよくわからないことをボーッとした頭で考えながら、自分の気持ちに気付けた(認めた)喜び?のような変な安心感に包まれながら、私はそのまま眠りに落ちた。
そして翌朝、起きてスマホを見ると、なんと彼からお返事がきていたのだった。
ブロックはされていなかった。
Y:おはようございまん!
気にしてくれてありがとう!笑
元気にしてまーす!
「あぁ、このふざけた文面。
いつものYくんだ!なんだか懐かしい…」
T:よかった
元気にしていて良かったの“よかった”と、ブロックされてなくて良かったの“よかった”。
ふたつの意味をもつ“よかった”である。
そのあと続けてこう聞いてみた。
T:彼女できた?
いきなりだけど核心を突いてみた。
すると彼にしては珍しく、すぐに返事がきた。
Y:いないよー!
自由人なので!笑
Tomo さんは元気ー?
彼は私の名前をさん付けで呼んでいた。
それすらも懐かしく、胸がキュンとなった。
T:名前、覚えていてくれて嬉しい。
色々あったけど、おかげさまで元気にしてます
彼女はもう作らないの?
Y:しばらくは自由人~♫
「いやいや、ずっと自由人じゃん」
突っ込みたくなるのをグッと我慢した。
Yくんは続ける。
Y:夜中の1時に俺のこと気になるって!
ウズウズしてたな~!笑
下ネタ大好きな中二病なところも懐かしく、なんにも変わっていなかったことが逆に嬉しく思えた。
私は正直に話すことにした。
T:あれからずっと気になってました。
Yくんのこと、大好きやったから
とりあえず過去形にしてみた。
T:でももう彼女いらんのかぁ
ひとりが楽でいいよね
特に私はぐちぐち言ってたしね
邪魔くさいよね笑
Y:またぐちぐち言ってる!笑
おぉ〜これぞYくん。
T:だってYくん、本音言ってくれないから
私だけが好きだったら迷惑だよねって思ってしまう。
結局、自分に自信がないのよね。
なんも変わってないなぁ、私。
Y:Take it Easy
Let It Be
たまに英語で話すYくん。
リラックスリラックス!何とかなるさ!
ってことなのだろう。
「いや、何とかならなかったんだよね、私は。
そういう人もいるのよ、、」
そう、Yくんって人はポジティブおばけなのだ。
T:そだね。ありがと。
いつもは気楽に生きてるんだけど、Yくんといる時だけ不安になるんだよね。
めちゃくちゃ楽しくてめちゃくちゃ幸せなんだけど、その分不安になる。
不思議だよね。
そのバランスが難しくてサヨナラした。
でも今でもやっぱりYのことが好き。大好き
これが全てだ。
呼び捨てにして、ここにきてまた告るという変なやつ、、。
「いやいや違う、そうじゃない。
こんな文章送ってどーするの、、」
とふと我にかえる。
T:忙しいのにグタグタぐちぐちゴメン!
お仕事頑張ってね
それから30分ほどして返事がきた。
Y:はーい
お仕事中の割に、早いタイミングで送ってくれたのが、彼の優しさなのかも知れない。
あわよくば…なんて気持ちが私に一切なかったとは言い切れない。
今も彼女がいないってわかって、ちょっと嬉しかったのも事実。
でもやっぱり別れを告げたことは間違ってなかったと、今そう思えている。
大好きだった人に、ちゃんと大好きだったと言えた。
それは完全なる自己満である。
Yくんにしてみれば、一体なんの LINE だったのかと思っているに違いない。
「でもごめん。
なんだかずっとモヤモヤしてたの。
お別れしたのは間違いだったんじゃないかって。。」
後悔してたのかも知れない。
でもサヨナラしたことが間違ってなかったって思うことができた。
これで本当にちゃんとサヨナラできた。
Yくんが好きだった自分にサヨナラできたのだ。
「Yくんありがとう。
今も感謝の気持ちで溢れています。
あなたは私の2度目の青春でした。
今でもずっと大好きです♡」
最後までお読みいただき有難うございました♪
ではまた。 Tomoka (❛ ∇ ❛✿)