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脆さは無敵の価値になる

こんばんは〜

今日は前にインスタに書いたことを深掘りたいと思いまして。

まず先に、今日の記事はあくまでわたしの考え。

お客様や誰かに強制する意図は全くないので、

「あぁこの人はこういう考えで生きてるのね〜」

くらいで。宜しくお願いします。


壊れやすくあってはいけないのだけど、
ある種の脆さというか儚さみたいなものは
わたしはあっていいんじゃないかという考え。

こんなことを書きました。


これは人も、アクセサリーも。

わたしが作るアクセサリーは基本的に華奢で繊細。


ざっくりと、簡単にお伝えすると。

糸で粒(ヴィンテージビーズや天然石など)を編んで立体に仕上げています


懐かし写真。(一昨年くらいかな)この頃は現代ビーズを使用。

縫い付けず編んで仕立てることで、光をふんだんに纏うことができます。

誰でも作れるものは作りたくないなと思うので、より狭く深いところを目指しがち。


繊細さという言葉は、いいふうにも悪いふうにもなり得る言葉。

基本的にあまり悪い印象では使わない単語のような気もするけれど、繊細があるが故に壊れやすい。

脆いという側面もありまして。


実際、出来る限りの強度をつけて制作をしていても「壊れてしまいました」というお言葉はなかなかゼロにならない。

ただ、だからと言って強度を上げるために糸を使わないとか太い強靭な金属を使うとか、それはちょっと今のわたしには考えにくい。




「アクセサリー」という品物を売る人として、対価に値するものを提供するのはまず大前提とした上で。

少しわたしの価値観を書かせてください。


わたしは子供の頃から一点ものや、手仕事のものに惹かれていました。

唯一無二。世界に一つだけ。

多分そのモノの持つ力強さみたいなものが好きだったんだと思う。

生まれた時からのストーリーごと、モノが引っ張ってくる感じが。


そんな壊してはいけないものほど正しい所作で、丁寧に触れようと意識する。

繊細であるが故に大切にする。

そういうところを、今でもモノを買うときに求めている気がします。


「落としても壊れません!」それもいいと思う。

でもモノっていつか必ず壊れて手元からなくなるので・・・
でもだからといってその思い出までなくなるわけではなくて・・・

なくなるからこそ綺麗で、刹那的だなみたいな・・・

うーーん。ちょっと言葉が全然出て来ないんですけれども。伝われ〜


不変なものは世の中にはないと思っているので、そこにまとわりつく空気だったり思いだったり、そういうものもひっくるめて共鳴してくださる方に出逢いたい。

ブランドオーナーとしても、わたし個人としても。

人や物の持つ空気を大事に出逢っていきたいのです。

そんなことを考えています。

ではでは〜

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