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注射で倒れるわたしの体質

わたしは高校生の頃に自律神経失調症と診断されて、良くなったり悪化したりしつつ、おそらく完治はしていない。

(そもそも精神疾患に関しては完治という概念がないとも聞いたことがあるけれど、この自律神経失調症が治せるものなのかもよくわからない)

人よりも自律神経が弱いんだ、という認識を持って上手く付き合うようにしている。


自律神経とは

血圧や呼吸数、体温調節、消化、分泌、排泄など、体内の特定のプロセスを調節する神経系。

簡単にいえば、興奮したり活発になる交感神経とリラックスさせる副交感神経のバランスを保つ役割。

割ともう自律神経という言葉自体は知っている人も多いと思う。


そして、私が今日書きたいのは迷走神経のこと。


わたしは迷走神経反射が起きやすい体質なんだけれど、何やらこの迷走神経と自律神経も密な繋がりがあるということを先日知った。


迷走神経とは

迷走神経は副交感神経に分類され、心機能の抑制、気管支平滑筋の収縮、消化管運動の促進などにも働きます。

わたしは注射のとき、
目の前がぐるぐるとまわり、目眩を起こしバタンと倒れてしまう。

しまいにはそのまま嘔吐してしまうことも多々ある。

まぁ、大惨事。体調が悪い時だけでなく健康診断の会場でもそれが起こる。

初めは調子が悪かったのだと思ったけれど毎回なるのでそうではないらしい。

結局それこそが迷走神経反射と呼ばれるのだそうだ。

座った状態で採血などをすると椅子から転げ落ちてとても危ないのでこの10年くらいはいつもベッドに寝かせてもらう。

いちいち申し訳ないなと思うと同時に、ここで吐いたらもっと迷惑だろうなとも思うので大人しくベッドを借りる。

すぐに起き上がることもできないので10分くらい横になる。

迷走神経は、過度の緊張やストレス、疼痛などが原因で過剰に反応すると、心拍数や血圧の低下、失神などを引き起こすことがあります。これを迷走神経反射といい、一時的に失神をすることもあります

大半の人が座って採血や注射をするので、なぜ私はそれができないのかと不思議ではあったが、この自律神経失調症であるということが理由の一つなのかもしれないと知ったのだ。


わたしは自覚症状として交感神経が優位で、夜行性。

この体質が起こしているのだとしたら、副交感神経を優位にするルーティンやカラダづくりが必要な気がしている。


これまでずっと、別に自律神経が乱れていても実害はさほどないし・・・とどこか諦めていた節もある。

これを機に少しずつ変えてゆこうかな。

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