今日、仕事を休んだ。
仕事を休む日の朝、職場に連絡する時間。
就業開始時間の20分前くらいに、勇気を出して電話をかける。
どうしてだろう、本当に辛くて休むのに、電話が怖い。
責められるのではないか、信じてもらえないのではないか。
「あと1分経ったら電話しよう。」
そわそわ落ち着かなくなる。
皆それぞれ事情がある。自分を守る必要がある。
それでも、休むことは悪いことという観念が自分を責める。
胃が痛む。電話をする。たんたんと、事情を説明する。
今日休んだ分、別の日に振り替えることになり、電話を切る。
電話に出る上司が、優しい人だと安心する。
逆にイライラしていたり、言葉が素っ気ないと、辛くなる。
どう思われたか、次の出勤で何を言われるかと色々と考えてしまう。
大丈夫。風邪でも病気でも鬱でも、今日は体や心を休ませなきゃいけない。
そう判断したから電話した。勇気を出して。
今日は休まなきゃ行けない。休むのが仕事だ。
好きなだけ寝て、動けそうなら軽く運動をして、栄養をしっかり摂り、身体を労り、心を癒そう。
自分を責めるより、より良い方向に導こう。
休む時、罪悪感に襲われるのは責任感の強い証拠。
しかし、逆の立場だとどうだろう。
同僚が休んだ時の事を考えると、別に何とかなっているし、何とかならない環境なら経営側が改善しなければいけない。
人間はロボットじゃないんだからコンディションを崩すことは至って当たり前だ。
体調管理をしていても、人間なのだから、気が滅入って朝の支度すら手につかないことだってよくある。
そんな自分を責めても良い方向には行かない。
自分にもっと優しくしてあげてほしい。
大丈夫、会社と貴方は対等でなきゃいけない。
こちらが萎縮しすぎなくていい。
堂々と、権利を使えば良い。
まずは自分が一番好きなことをして、元気にしてあげよう。
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