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桃のコンポート 皮がつるんとむける作り方を試してみたよ

生で十分おいしいのですが、1箱いただいたので、コンポートにしてみました。「皮がつるんとむける」という楽しい作り方を試してみました。


アボカドみたいに二つ割りにする

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桃を洗います。

アボカドを二つに割るときと同じ要領で、包丁でぐるっと切れ目をいれてから両手で桃を持って優しくねじって二つ割りにします。片方には種がくっついているので、スプーンで取り出します。

皮はそのままです。面倒な皮むきをしないでオッケーなのは大助かりです。

ねじるとき、桃がつぶれるんじゃないかと心配でしたがうまくいきました。


皮はむかずに煮る

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桃5つ分がとっぷり漬かるような分量の水(1リットルでした)に、砂糖160g、レモン汁大さじ2を入れて、沸かして、沸いたら桃を入れて、再び沸騰してから6分くらい弱火で加熱しました。


冷めてから皮をむく

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翌日冷めてから皮をむき、タッパーに入れ冷蔵しました。

「つるんと」については、厳密に言えば今回、一部身と皮が密着しているところがありました。むきやすいほうからつるつるむき始め、最後のところだけちょっと気を遣ってむきました。

皮をむいてから加熱する方法でも作るのに比べ(「シェフは名探偵」のレシピブックはこっちでした)、桃の扱い方は楽でよかったです。

桃1箱、これで駄目にすることなく全部食べ切れそうです。感謝。


食べやすい大きさに切って盛る

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お昼のデザートに、食べやすい大きさに切って出してみました。

冷たくてさっぱりした甘さでした。かなりシンプルです。


三舟シェフはどう出していたか

ドラマ「シェフは名探偵」の三舟シェフはどうやって出していたのかなあ。

お皿に盛ってアイスやカスタードクリームと一緒に出すとか?

気になって、公式レシピブック「ビストロ・パ・マルのレシピ帖」で確認したところ、

冷やさずに、あたたかいソースをかけて。

とありました。

あたたかいのか!!! 

ドラマでのシーンは生憎忘れてしまったので、機会があればパラビなどで視聴して確認しようと思います。

あたためればフレンチのデザートに格上げできるのか…、試してみないとです。


閑話休題:桃のコンポートと桃缶、どう違うか

そもそもコンポートとは、

果物を水や薄い砂糖水で煮て作る、ヨーロッパの伝統的な果物の保存方法。ジャムに比べ、果実自体の食感や風味が残っており糖度も低いため、そのまま食べたり、ヨーグルト、アイスクリーム、スポンジケーキなどにしばしば添えられる。基本的にジャムにできるフルーツはコンポートにも応用できる。家庭では、果実そのものに甘みが少なく美味しく食べられないときなどにコンポートにすることが多い。(ウィキペディア)

桃の缶詰とどう違うのか、作るたび疑問に思っていたのですが、要は保存容器が缶だったりタッパだったりするだけで、保存のためというところは同じなのですね。

ちょっと物足りなさを感じていたのですが、コンポートは果実自体の食感や風味が特徴のようなので、シンプルさを大切にしようと思いました。


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