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読書録『三国志』


こんにちは。
ミュルアです。

東京では、先ほど雷が鳴って、雨が降っていました。久しぶりの雨でしたが、もう止んで空が明るくなっています。

最近、時間のある時に宮城谷昌光作『三国志』を少しずつ読んでいます。

学生時代に吉川英治氏の作品を読みましたが、また違った趣きです。

何故、今『三国志』かと言うと、先日『パリピ孔明』というTVの新番組のPR動画を見たからです。

『パリピ孔明』とは、コミックが原作で、『三国志(演義)』でお馴染みの天才軍師(蜀漢の丞相)【諸葛(亮)孔明】が現代の渋谷にタイムスリップし、活躍するという奇想天外なファンタジーです。

Amazonプライムでアニメ版を少し観ましたが、かなり斬新で、[もし孔明が現代に居たら]という発想が面白いと思いました。

また、TV版では、諸葛孔明を向井理さんが演じるらしく、どう実写化されるか興味があります。

映画『レッドクリフ』で金城武さん演じる孔明のイメージが強いのですが、また違った孔明が見れそうです。

今読んでいる本では、『赤壁の戦い』まで読了していませんが、孔明が祈祷を行い、風を呼ぶシーンが大好きです。(孔明が単に地の利に詳しく、風が吹く条件を知っていただけという説もあります。)

その場面は、映画『レッドクリフ』の中でも、とても印象的で格好良かったです。

あくまで私見ですが、孔明は、頭脳明晰で軍略の天才というだけではなく、『易経』や『奇門遁甲』にも通じ、〈神通力〉を持つ能力者だったのではないでしょうか。

あんまり書くと熱烈な正統派孔明ファンに怒られそうなので、これぐらいにしておきます。


『三国志』の次は、宮城谷昌光作『楽毅』を読む予定です。

楽毅は、孔明が尊敬したと言われている名将です。

王羲之の『楽毅論』を光明皇后が書写したものが正倉院に納められているので、以前から興味があったのです。

こうやって一つの物語を読むと芋づる式に読みたい本がどんどん出てきます。

漢字が多く、予備知識も必要なので、読み進めるのに時間がかかりますが、それもまた楽しいです。

ここまで拙い文章をお読みいただき、ありがとうございました。

kawai_tさん、お写真ありがとうございました。

金城武さんの諸葛孔明




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