ADHDだった子供の頃

私は子供の頃、特に小学生の頃、中学生、高校二年生くらいまで、全く勉強ができない生徒でした。

特に算数、数学が苦手で、とにかく計算ミスが多い。

英語に関して言うと、関係代名詞で躓きました。

それ以降はついていくのがやっとという状態。

小学校4年の通信簿には担任の先生から「とにかく落ち着きがない。25分休み、昼休みの前の授業では全く話を聞いていない」と言われました。思えばこの頃からADHDの症状が出ていました。

そして私と私と仲が良かった数人んお友達はこの先生から目の敵にされ事あるごとに怒鳴られ殴られました。今なら大問題ですが、もう35年位前の話ですから当時はそれが当たり前です。

しかし私は心に深い傷を負いました。時を同じくして母からも強く叱られることが多かったです。勉強が出来ないこと、担任から落ち着きがないと言われたこと、同級生と喧嘩をして問題になったこと。このことも同時に心の傷として刻まれ、私は極端に自己否定が強い子供になりました。私は子供の頃母に褒められた記憶が殆どありません。たまにテストで80点を取ったとしても、20点足らないことを攻めるタイプの母でした。また、いわゆる優等生の母友がいたため、その優等生の母と二人して泣くまで責められたこともトラウマになっています。

母の口癖というか決め台詞は「根性が足らないからだ」でした。物事がどうしても出来ないとき必ずそれで片付けられました。

とにかく事が済んだあとにあら捜しをして文句を言う。何をしても母に怒られるという思いから、私は自分から言われたこと以外しない人間に育ったと思います。

今更ですが、私は母が好きですし、いい人だと思います。しかし親としては失格だったと思います。

私が引っ込み思案で指示待ち族になったのは間違いなく幼少期~小学校中学年までのそういった経験が影響しています。

今回はうつ病の話とは逸れましたが、このころから鬱っぽさが出るこどもだったと思います。

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