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根性・ガッツをつけるために読んだ本たち
ここ1年の自分を振り返ってみて、仕事でなかなかうまく成果を出せていないなと感じていました。
そしてその原因を振り返ってみると、根気が足りていなく、粘り強く取り組めていないことが原因の一つとしてあるなと。
確かに昔から割とサラッとしていてダメなもんはダメさみたいなスタイルでもあったので、それだと乗り越えられない壁もあるなと思い、根性・ガッツがどうやったら付けられるかを考えるようになりました。
そこで、関連する本をまとめ読みしたので、それらを振り返ってみたいと思います。
(☆は評価)
1. GRID - やりぬく力 - ☆☆☆☆
やり抜く力界隈のバイブルとして非常に有名な本。
研究者として、やり抜く力がどれだけ結果に影響を与えるかを実例含めて説明されており、理論的にも理解が深まり、非常に説得力がある良い本でした。
やり抜く力を育てることがどれだけ大切かを感じることが出来たので、初めに読むにはオススメです。
一方で、やり抜く力というのは素質や生まれ持った力ではないという話ではあるものの、大人になってからどう育てるかについてはあまり掴めず少しモヤッとしました。
2. 実践版GRIT ☆☆
GRITの実践版としてその後に出た本。
どうやってやり抜く力を伸ばすかという観点で期待して読みましたが若干イマイチでした。どうやって伸ばすかという点が書いてあるものの、未だに生まれ持った素質や才能が大きく影響を与えているという感じがしていて、どうやってGRITを伸ばすかという点については明確なやり方が掴めませんでした。
3. KONJO 成長と成功の原理原則 ☆
GRITの影響をモロに受けて日本版で書いたような内容で、特に真新しさはなし。
4. 最後までやりきる力 ☆☆☆☆☆
この本が一番面白かったし、内容が入ってきました。
具体的な例で、やりきる力がないパターンの失敗例などもあり、会社の中でありがちなケースなどからやりきる力の大切さを学びます。
また、具体的な手法の説明がとても良かった。
以下、個人的に取ったメモです(一部ネタバレあり)
・締め切り、叱咤激励、懲罰、報酬などの目標がないと実行に移せないことが多い
・達人は常に決意の声に従う
・決意に曖昧さをなくし、具体的なアクションプランを建てる
・決意に常に注意をおける環境を作る
・誘惑をやりにくくする
・避けるザウルスを表させない
・お金で解決する
・決意したことをやりきる
これらのテクニックを扱いながらこれから励んでいこうという決意に辿り着きました。
その分野の本を3冊読むと、どう考えるかが見えてくるという言葉がありますが、まさにそれで4冊読んでだいぶ考え方が固まりました。
これらの考え方やテクニックを活用して、これからガッツ育成プランに挑んでいきたいと思います。
おしまい。