手作りベアフットシューズ「ワラーチ」で裸足感覚で歩いてみました
こんにちは。リリーです。
先日たまたま出かけた公園で手作りの「ベアフットシューズ」と運命的な出会いをしました。
足のトラブル(偏平足や魚の目)、身体全体の使い方、姿勢などに課題がある方にヒントになるかもしれませんので、備忘録を兼ねて書いてみます。
ベアフットシューズって何?
ベアフットシューズとは裸足感覚で走るように設計されたシューズです。(ベアフットbarefoot=裸足)
ソールがとにかく薄い。一般的なスニーカーと違い、クッション性はほとんどありません。
裸足感覚で歩くことから、体幹を十分に使う必要があり、人間本来の身体の使い方を取り戻す方法のひとつとして人気があります。
私は偏平足で足裏に魚の目ができやすい、立ち方が悪いため姿勢が崩れやすい、という課題があります。「足裏を鍛える」「正しく立つ」という目的で、ベアフットシューズ自体は半年前からジムで使っています。
手作りベアフットシューズ「ワラーチ」との出会い
たまたま訪れた公園で、日本ベアフット・ランニング協会主催のランニングイベントを開催中でした。
偏平足ぎみ、かつ最近魚の目に悩まされていた私は思わず主催されている方に相談。そうすると「ベアフットシューズ履いてみる?」「作るよ」との嬉しいご提案。なんと、その場で慣れた手つきでベアフットシューズを手作りしてくださいました。
足を形を測って、材料を切り、穴をあけて紐を通し調整し…
完成したのはこちらです。手作り!
「ワラーチ」と呼ぶんだとか。ワラジみたいですね。
ソールが薄い!ダイレクトに地面を感じられて気持ちがいい。
アスファルトでなく、公園の地面なので余計に気持ちがいい。
最初は完全な平面ですが、使っているうちに、足裏の形になってきて、「自分専用ソール」になっていくんだそうです。
ベアフットシューズ 正しい姿勢と歩き方/走り方
すっかり手作りベアフットシューズの虜になってしまったので、主催者の方に姿勢及び歩き方のコツの手ほどきを受けました。
というのも、ベアフットシューズは普通のシューズと違いクッション性がないので、姿勢や歩き方、走り方を間違えると怪我の元となり危ないのです。
ベアフットシューズを使われる方は、怪我を防ぐためにも、理論を勉強したり、専門のコーチについてもらったりして、正しく使うことをおすすめします。
以下が今日教えてもらった正しい姿勢、歩き方の手順です。靴を脱いで裸足で行いました。
①姿勢。骨盤を立ててまっすぐ立つ。
両足を肩幅にひらき、両手を組んで伸びる。横に手をリリースし、肩甲骨占めて肩を開くようにして脱力。視線は斜め上、あごを上げる。その後、楽に呼吸できる位置まであごをもどす。骨盤が立っていて、お腹にも力が入っていれば姿勢完成。
②歩き初めのコツ。骨盤から倒す。
練習方法として、タイタニックみたいに手を軽く広げて、骨盤から前傾する。誰かに後ろから両手を持ってもらうとやりやすい。
③歩き方のコツ。足全体の動かし方「上に上に」
「1,2,1,2」とモモを軽く上げながら小走りします。「下、下」ではなく「上、上」がコツなんだとか。目線は遠く、猫背にならないように。つま先走りにならないように、足裏全体を使うのもコツ。
私はバレエをやっていましたので、「地面を足全体で押して、身体は自分の体幹で引き上げる」というバレエの基礎の感覚と似ているのかなと解釈しました。バレエと同じで、身体を引き上げておかないと、足腰に負担がかかりすぎて、身体を痛める原因になりそうです。
備忘録として①②③を書きましたが、体感しないとわからない部分が多いと思います。日本ベアフット・ランニング協会のHPを張らせていただきます。体験会やイベントを日本各地でやっていますのでご興味ある方はぜひ参加してみてください。
日本ベアフッット・ランニング協会の方の動画「ランニング入門」もありました。
ベアフットシューズを手作りするのはなかなかハードルが高いと思いますので(作り方は検索すると出てきますが、紐の通し方、調整などが何気に難しいと思います)、購入できるベアフットシューズをいくつか紹介します。
有名なビブラムの五本指タイプ。こちらは室内用ですが、野外用もあります。室内用、野外用では、ソールの厚みが若干違います。実は、私はこちらのレディースタイプをジムで半年程使っています。サイズを合わせるのが結構大変だったのと、室内用でもソールの厚さにいくつかタイプがあり履いた感覚が違いました。お近くに販売店がある方は、店舗で試着して購入した方がいいかもしれません。または試着用に複数のサイズを取り寄せてみてください。
ベアフットシューズをリーズナブルに試したい方はこちらも。
裸足ランニングについてしっかり勉強したい方にはこちらの書籍もおすすめ。私はランニングはしないで歩くだけですが、今こちらの本を読んでいます。
最後に
ベアフットシューズについて綴りましたが、いかがでしたでしょうか。
姿勢や歩き方を見直したい方、偏平足に悩んでいる方の解決方法の選択肢のひとつとして、ご興味持っていただけましたら嬉しいです。
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