フリーランスが知らないとやばい!企業と契約するときに確認すべきこと
こんにちは。リリーです。
フリーランスの皆さんの中には、企業から業務委託を受けて報酬を受け取って働く方も多いのではないでしょうか。
そんな皆さんは、企業との契約書、読み込んだことはありますか?
これまで何度か企業との契約書を整備する中で気づきがあったので、シェアさせていただきます。
企業が作る契約書ひな形は、原則企業が有利になっている
企業、特に上場企業は、大きなリスクは取れません。
企業がもっているひな形は、当然ですが、相手よりその企業が有利になっている条項がひな形になっています。
・一方的にフリーランス側が責任を負うことになっている
・一方的な解除条件となっている
など、あなたの契約書にも一方的なことが書いていないでしょうか?
もちろん例外はあるかもしれませんが、基本、企業からは対等なひな形は提示されない前提でいるのがいいと思います。
契約書は何もトラブルがないときはあまり関係ないと言えるかもしれませんが、トラブルが起きたときにはお互いを守ってくれる存在でもあります。
特に、中長期で契約を結ぶ際は、契約書は一読し、必要なら書き換えを相談してみるといいです。
必ずしも受け入れてもらえるかは会社の方針や内容によるとことかと思いますが、意外とオッケーもらえることもあります。私はこれまで2社と契約をしていますが、一部条項の書き換えを相談したところ、ともにオッケーもらえていますので、相談だけしてみるのがおすすめです。
何をどうチェックするの?
法律の専門家でもない素人が契約書チェックできるの?と思う方もいらっしゃると思います。私も法律にはまったく明るくない。たしかに法的な判断は難しいものですが、とはいえ、素人でも十分チェックできることがあります。
以下の本「起業家が知らないとヤバい 契約書の読み方」は企業と取引するフリーランス必読!!!
この本と契約書と照らし合わせることで、どの部分に問題があるのかが把握できると思います。
法律の専門家じゃなくても判断できるように説明されている点がとてもいいです。
この本のおかげで、私自身、一方的な契約書をやや対等な契約書へ修正することができて、この本の著者には本当に感謝です。
問題あるとわかったら、どう書き換えるの?
契約書って「甲」「乙」などわかりにくいし、特別な言葉あるように思うかもしれませんが、そもそもは「お互いの約束」です。
誤解なく受け取れる書き方になっていれば、一般的な言い回しでもいいと私は考えています。
コツは本にも紹介されていてそれを自分たちの言葉で落とせばいいと思いますが、ChatGPTに頼りながら書き換えをすることもできます。
例えば:
業務委託契約書の「〇〇〇〇〇」という文章が、甲にとってのみ有利で、一方的です。双方にとって対等になるような書き方を5個提案して。
とか入れると、ポイントをとらえた提案が出てきます。
提案の中から、誤解なく受け取れる表現を選び活用するといいです。
もちろん心配な方は、法律の専門家に相談が一番安心かとは思いますが、相談せずとも結構できる幅が多いと感じたので、記事にさせていただきました。
今日はここまで。
次回は具体的な事例をもとに、私が各企業と契約書をどのように整えていったかをご紹介します。
最後までお読みいただきありがとうございました。