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250円で叶える小さな願い

願いというにも小さ過ぎるのだけど。

朝の通勤電車でこんなこと思ったことない?
(あーー、このまま会社の駅で降りないでいつまでも乗っていたい

それを叶えてみました。
まずは腹ごしらえ。

乗り換えの駅(ちょうど始発)で降りて、つけ麺?を食べる。
私の愛してやまない中本。
20代の頃に友達に教えてもらって、それからずうっと食べ続けている。
辛いものがやめられない。
いつもはくたくたの野菜が乗ったラーメン一択なんだけど、夏なのでつけ麺。そしてプチ麻婆丼。
ダイエットどこ行った?
…所詮、私のダイエット欲なんてそんなものなんです。

中本の冷やしみそ

おなかがいっぱいになったら、しばし来年の手帳をさがして…(まだ迷い子)

そして始発駅で電車に乗り込む!
ここまではいつもと同じだけど…途中で…降りない!
音楽も聴かず、本も読まず、携帯も見ず、ただ座ってぼーっとする。
ああ幸せ…座ってるだけで行きたいところに連れてってくれる電車ってなんていいんでしょう。(テンションがおかしい)

そして30分で終着駅に到着。
これ、知ってるかな?

学生の頃からよく見ていたのだけど、初めて調べた。
1つ物知りになったよ。

「聖火台の火」
金色の炎は新世紀に向かって飛躍するアサヒビールの燃える心を表している。アサヒビール100周年の記念事業の一環として1989年10月に竣工。

アサヒビールお客様相談室に載ってた!
見たことある?

なにはともあれ、暑い!
秋は夏に再び追いやられたのか?!ってくらいに強い日差し。

とりあえずやりたかったのはカフェに行くこと。
お寺や仲見世通りや外飲みできる居酒屋さんを横目にひたすら歩く。
1人で。

到着!
ラーメンでお腹いっぱいなのに欲張ってコーヒーだけじゃなくてプリンもオーダー。

とろとろのプリンも大好きだけど、子どもの頃にお母さんが作ってくれた焼きプリンみたいな硬めのプリンが好き。
なのでこれは写真で見て、ぜひ食べてみたかった。
銀色の容器にクリームに、そしてさくらんぼが、ほらほら美味しいよーと私を誘ってきた。

…うーん、美味しい♡
さくらんぼってほとんど食べる機会がない。
たまーに佐藤錦みたいな高級なやつをいただくことがあるけど、あちらはピンっと皮が張っている。
このさくらんぼはもっとやわらかくて優しい味。
そして肝心のプリンもうーん、そうそう、この硬さ。
そのままでも、すくったスプーンごとカラメルに浸して食べても美味しい。
家で作ってみたくなった。

実はここのお店、かなり厳しく滞在時間は1時間と決められている。
オーダーを持ってきてくれるのと一緒に「〜●●:●●」と赤ペンで書いた紙を渡される。
最初はうっ!短っ!って思ったんだよね。
(最近全然開けてもない、お供に持ってきた手帳をじっくり書きたかった)

でも手帳を諦めて、ただただプリンとコーヒーを休み休み食べると、あれ?意外と1時間って長いぞ。

ここでも何もせず、ぽえーっと過ごした。

そして、隣に座ってた若い女の子が日本人同士?それともアジア系なのかな?日本語も流暢なんだけど、2人で会話するときはこれまたすっごく流暢な英語を話していて、感嘆の眼差しでした。

モーニングもすっごく美味しいトーストを出すらしいここのお店。
リピートありだな。

古風なプリンと浅煎りと思しきコーヒー

再びジリジリと日差しが照りつける外をお散歩して…こちらで一休み。
外国人の人たちもかなり多くて、芝生に寝転がる人も多数。
ここはセントラルパーク(イメージ)か?!自由…

私はさすがに寝転べないけど、しばし休憩。

異空間でした

だんだんと夕方が迫ってきたので、帰りは行きと違う路線で自宅の最寄り駅へ。

同じ夕方のいつもの駅でも前日とは全く心持ちが違う。

巷にあふれる「日帰り旅」や「お散歩」の本。
昔は惹かれなかったけど、今はめちゃめちゃ惹かれる。

片道250円の終着駅への旅はすっごく1人ぼっちを楽しめるよい時間でした。
次はどこの路線でやろうかな…
今度は同じ路線の途中下車もいいかも。

けっこうリスクを気にして動けない私。
リスクのない願いはどんどん叶えていくことに決めた。

おやすみなさい。

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