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うまし美しのシャドークイーン(芋)再び
少し前に書いた記事に展開がありましたので、記録させてください。
シャドークイーンという品種のジャガイモを購入し、そのアメジストを彷彿とさせる深い紫色の芋に魅了された前回。
私の腕によって調理されるや否や、どうしたわけか、その魅力は半減。
最終的に物言いがつく顛末となりました。
そして今回、二度目の正直ということで、不肖ロッタ、再びシャドークイーンへの謁見に臨んだ次第であります。
◇
まずは調理法の見直し。前回の“揚げ”から→“茹で”に変え、ポテトサラダに挑戦。
潰してから記事にすることを思い立ったので、手遅れ感が1枚目からにじみ出ております。
しかも、となりの何?
(「トトロ~!」と答えてくださった方、ありがとうございます。ジブリ好きですので喜びます)
となりのは、ジャガイモ界の貴公子、キタアカリです。
シャドークイーンとの比較のため並べたわけではありません。
芋の量が足りなくて、「混ぜちまえ!」と開き直った主婦の合理的判断、です。
シャドークイーンは、茹でると美しいラベンダー色に!
◇
キタアカリ・ゆで卵と合わせてざっくりマッシュしたところ、少し不安になってきました。“相殺”という文字が頭にチラつきはじめ…。
でも、印象派の絵画っぽくもあるよ!
と自分を励まします。
◇
さらにキュウリとニンジンを投入しました。
キュウリ一本分の存在感に圧倒される私。
そういえば昔、母がこんな色の花柄ワンピ持ってなかったか?とひょんなところから記憶の断片が掘り起こされます。
薄目で見ると細部が気にならなくなり、いい感じ。
そしてシャドークイーンの面影いずこ…。キタアカリと混ぜた時点で、クイーンは陰に隠れてしまいました。
ちょっと洒落たポテサラができると思いきや、やはり私の大雑把クッキングではシャドークイーンの良さを引き出せず…無念です。
しかし、味を調え、ハムを加えると、通常のポテサラ同様、ホクホク美味しく仕上がりました。
シャドークイーンは、他の芋とも仲良くできる社交性を兼ねそろえたお芋なんですね。※芋×芋だから合うか
シャドーの名に偽りなし。ポテサラに陰影をつけ、奥行き感を与える演出はお見事!
※白い芋と混ぜなければ間違いなく主役だったはず。
そして、然るべき人が調理すれば、シャドークイーンの魅力はより華やかに花開くことでしょう。
あれ?これって、前回と同じ結論に落ち着いたのでは?
~end~
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🍀
味では冒険したくないけれど、見た目にパンチがほしいとき、威力を発揮するお芋がシャドークイーン🥔と自分は思いました。