イタリア滞在記[2]_1【最初の晩餐】(2022.7.24)
7月23日(土) 昼過ぎ、横浜の実家を出てイタリアへ向かう。途中、ドバイ‐ボローニャ間の機内で、後ろに座っていたガキ(男)に突然頭を鷲掴みにされるというアクシデントはあったものの、ロストバゲージを含む大きなトラブルに遭うことなく、7月24日(日)の昼過ぎにグリエルモ・マルコーニ空港へ到着した。
写真上部中央のチョコレートケーキがめちゃくちゃ美味かった
マッシュルーム入りオムレツに添えてあるソースが最高!
「えっ??これだけ??」と、若干パニックになりました
■写真上部中央のジャムと砕いたクッキー入りのマスカルポーネがめちゃくちゃ美味かった
■写真では見えづらいけれど、左上の一品は冷製パスタ。見た目も味もおしゃれな感じですごく美味かった。偏見かもしれないけど、冷製の料理ってすごくクールな印象がある。いや、そういう意味じゃなく… とにかく、こういうの作れたらすごくかっこいいよな。僕もアンドレアに料理教えてもらおうかな…
空港にはいつも通り、親友でイタリアでの同居人であるアンドレアが迎えに来ていて、やつは僕の顔を見るなり、
「おかえり。今から新しいスマホを買いに行こうか」と言った。「次の誕生日までは絶対に買ってやらない」とか言ってたくせに、やっぱり、久しぶりに画面に映る僕ではなく、実物を見ると情が湧くんだろう。僕ももういい歳だけど、あと少しの間は外見を利用して物がねだれそうだ．．．なんて思ってみたり。
そんなわけで、空港を出たその足で、家の近所のショッピングモールへ向かう。
スマホ購入後、帰宅。5か月ぶりの再会を喜び、仲良く過ごしていたが、荷解きを始めて間もなく事件は起きた。
僕は病気の治療のため、今年の10月初旬まで薬を服用しないとならないのだが、7月下旬も10月上旬も大差ないだろ！ということで、日本から薬を持ってこなかった。アンドレアから何か言われるであろうことはわかっていたが、「あっ。薬、家に忘れてきちゃったぁ！どうせ10月の初めに治療が終わるんだから、ちょっと早いけど、もう薬飲むのやめても大丈夫だよね」と言い返す作戦だったのだ。しかし、やつは、僕が「あっ。薬、家に忘れ．．．」と言うや否や突然キレて、すげぇ怒られた。
．．．普通さぁ、久しぶりに会った親友を理由も聞かずに怒鳴りつけるか？「忘れちゃった」んだから僕は悪くないのに。
昨今は突然激高するお年寄りが増えているという。多分こいつももうすぐおじいちゃんになるんだろう。
それにしても、やっぱり画面越しに怒鳴られるのとリアルで怒鳴られるのでは迫力が全然違うよね。慣れないうちは怖すぎて心臓に良くないから、暫く．．．そうだな、2，3日は大人しくしていよう。
その後、薬局に連行された後なんとか仲直りして、夕食をとるため、近所の丘の上にあるレストランへ出かけた。
コールドカット・チーズ・ジャルディニエーラの盛り合わせ
これはアンドレアと仲良くシェアした。
僕の担当は野菜で、あいつは肉。
ミートソースのタリアテッレ
「相変わらず同じものしか食べないよね。だから君のブログはコピペしたみたいになっちゃうんだよ」とアンドレアに言われ、
「ブログ書くために食ってるわけじゃねぇんだから別にいいだろ」と言い返して注文したものの．．．もう少し好き嫌いが少なければ、バラエティに富んだ．．．とまでは言わないが、もう少しまともなブログが書けたのに．．．とは、正直思う。
各種肉と野菜のグリル
写真左中央のパプリカなどのみじん切り(?)が乗っているやつが一番美味かった
写真上部の黄色っぽいやつが一番美味かった
マスカルポーネのミルフィーユ チョコレートソースがけ
機内で食べたマスカルポーネの方が美味かったような… いえ、なんでもないです
明日の昼も外食するらしいけど、何食べようかな。またタリアテッレ．．．