就活生に伝えたい、社会人40年目が教えてくれた社会のリアル
私たち20代は、間違える。経験値が浅いから。本を読んだって、リアルと本の世界のギャップがわからない。だから上手い話に騙される。
父親に転職をしたいと話をしたら、案の定大反対。なぜ、父親がそこまで反対するのか。消費者金融の道40年、高卒から東京本社で役員級にまで叩き上げで成り上がってきた父。昭和から令和にかけて、激変してきた日本社会で「お金を借りにくる人」をずっと見てきた人の言葉は、ずっしりとくるものばかり。
このnoteは、「成功する方法」ではなく、「お金を借りにくる人を40年見てきた父親から教わったこと」を記します。
「新卒」ブランドを粗末にするな
新卒ブランドは、資格と同じくらい価値がある
私は、文系学部卒業で、国家資格を持っていません。東大京大のような高学歴ではありません。社会人3年目で、(社会人40年目と比べたら)社会の底辺(現場)にいます。そんな私が転職し新卒ブランドを失ったならば、
「永遠に底辺(現場)から上には一生いけない」
『「いつか出世させてあげると」甘い言葉を言われては、蜘蛛の糸のようにプチプチと切れて上には行かせてもらえない』
と言うのです。資格があれば話は別です。そしてあくまで「私の場合」です。
新卒ブランドがあれば特別優遇してもらえる。そういう社会なのだそうです。
日本はまだまだ終身雇用型
終身雇用は終わった。これからはジョブ型。
と言われていますが、現実はそうではないそうです。ここから先の話は、政治的経済的見解が混ざるので記しませんが、江戸時代や戦後の話を聞きました。
日本は、ジョブ型がまだまだ根付いていません。転職して自分自身に付加価値をつけて評価されるアメリカみたいな会社はごく一部。
学歴・資格・新卒採用かどうかが、キャリアの階段を登っていけるかキーになるそうです。
「あー。大学選びと新卒で入る会社選びは、妥協したらあかんねや」と学んだのでした。
残された道はMBA取得
私は、ビジネスやマネジメントが好きで、学び直したいと考えていました。
それを知っていた父親は、「働きながら、大学院に通ってMBAを取ったら、話は別」と切り出しました。「学歴」が付くからでしょうね。
挑戦することに意味があると思っているので、早速1ヶ月後の小論文と面接対策を始めます!(笑)
なんだかんだ記したけど、これは、
「お金を借りる人」にならないように、ちょっといい暮らしができるように、
誰かがゴタゴタしている裏で「ちゃくちゃく」と稼いでいけ!という私のお父さんフィルター満載のお話でした。
ちゃくちゃく!