【随想】ドラマ『ロングバケーション』北川悦吏子
28年前の月9。
ようやくロングバケーション観終わった。
途中何話か見逃した。
たぶん結構いいところを見逃したような気がする。
瀬名と南がいつの間にか急接近していて焦る。
とにかく山口智子が素晴らしくて
木村拓哉は今の方がカッコいいんじゃないか、
松たか子はHEROの前にここで共演してたんだねキムタクと
竹野内豊はだいぶ野性味があった。
そういえば、登場人物たちの家族は一人も出てこなかったな。
ずっと久保田利伸のLA・LA・LA LOVE SONGが頭の中をリフレインする。
稲森いずみの演技が怪演というか
なんか頭のネジが飛んでるみたいで怖かったなー。
ピアノがBGMだと
やっぱり全体的に暗めというかどこか切ない印象になる。
岩井俊二の映画もそうだけど。
北川悦吏子脚本の作品は初めてかと思ったけど
(『ハルフウェイ』は監督作だから除く)
『空から降る1億の星』もそうだったのか。
うまくいかない時は、神様がくれた長い休暇だと思って
それがロングバケーション。