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距離で言うと、殆ど台湾に近い八重山諸島

思い起こせば、もう1/4世紀前。沖縄には琉球松という本土にはない樹種がある、というのでどんな木何だろう?と思っていた。それが、石垣島に行きはじめた主なきっかけだった。何度いっても、そういった樹木が見つからなかった。たまたま、西表島の育種センターが、イリオモテヤマネコのいる野生生物保護センターそばにあったことで、その育種センターを通うことで熱帯・亜熱帯樹種をみることができたのだが。

葉っぱは2葉。黒松と同じようだが。

用途として、パルプ用材やら薪炭材に良いと書かれている。シロアリに弱いので、建築材としては不向きのようなことが書かれている。製材された琉球松の写真をみると、美しい木目なのに。

沖縄県の”県の木”とあった。

アカシアはオーストラリアなどの南太平洋出自の樹木のようで、マレーシアのボルネオ島には、アカシア・マンギウムがパルプ用に植林されていた。パルプ用ということは、希少性がないのだろうか?

昆虫ものクマゼミ、蜘蛛も独特、イノシシも”琉球イノシシ”という種がいる様で、独特の生態系を八重山は作り出していて、本土との海での隔絶で独特の進化になったんだろう。

大地に根を張った、独特の樹木を見られるのは、知的好奇心を刺激する。


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